二人のトップとの対談だった日
2008年3月3日 (月曜日)
午後五時。パフのお取引先であるA社の人事担当者の方々と、次期社長(3月26日に就任予定)のUさんがお見えになった。
パフのコンテンツである『社長対談』の取材兼イベントを行うためだ。
Uさんは20年前、A社に新卒で入社した。Uさんは入社当時の自分を振り返って、「天狗になっていた生意気なやつだった」と語る。
いまのUさんからは想像もつかない。
そんなUさんを変えたのは、大きな挫折を味わった10年ほど前の失敗経験だった。
「あのときの挫折がなければ、僕は人のことを考えることのできない、どうしようもない奴のままだった」と語るUさんは、あくまで謙虚で真摯だ。
そんなUさんとの対談。あと数週間後に、パフのトップページからリンクされる予定だ。乞うご期待!!
A社のUさんとの対談が終わった直後、R社のMさんがパフを訪ねてくれた。
Mさんは知る人ぞ知るパフの創業を陰で支えた(いや、操った? いや、そそのかした?)人である。
Mさんとの最初の出会いは、いまから25年前。僕が大学3年生、Mさんが大学4年生のときだ。まさかそのときは二人とも、経営者になるなんて夢にも思っていなかった。
Mさんは一年に1回は、パフに遊びに来る。きょうはその一年に1回の日だったのだ。
社内で雑談したあと、近所の行きつけの小料理屋・球磨川で、もろもろを語り合った。25年前、やんちゃなだけだったMさんは、今ではすっかり名経営者だ。Mさんなりの経営哲学や、Mさんの考える(パフの理念でもある)「世界でたったひとり論」を聞かせてもらった。
世の中にはたくさんの会社がある。そして、その会社の数だけ社長がいる。いろんなタイプの社長がいる。社長に個性があるように会社にも個性がある(社長の個性が会社の個性に乗りうつる)。社長の考えひとつで、その会社は変わっていく(可能性をもっている)。会社のすべての最終的な責任は社長が負う。社長はいつもその重圧と戦っている。
そんなことをあらためて実感した、二人の社長との対談の日だった。