在宅勤務の日報で見えてくること
2020年4月20日 (月曜日)
在宅勤務が本格化して約2週間が経ちます。
パフは小さな会社ですから、誰がどんな仕事をしているか、誰が何で忙しいのか、誰がどこでトラブルを抱えているかなどが、事務所に出社さえしていれば、なんとなく把握できます。
ところが在宅勤務になると、これが分からなくなってきます。僕が関わっている仕事(ほとんどないですがw)や、受注や売上や利益の結果数字であれば見えてきますが、その他の仕事のプロセスについてはなかなか見えてきません。
これは経営にとっては困りもの。問題を早期に発見することができなくなって、気が付いたときには手遅れ、なんてことになってしまいます。
そこで在宅勤務が本格化した4月7日に、副社長が以下のようなお願い(実質は指示)を全社員に出しました。
明日より全員在宅勤務となるため、改めて在宅時のルールを再送付します。
既に在宅勤務をしているメンバーの出退勤打刻や日報提出が徹底されていませんので、必ず実施をお願いします。
(※日報入力は、営業グループだけでなく、全員が対象です)
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在宅勤務 運用ルール
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■【前日】上司申請
・在宅勤務実施予定時間と実施タスク一覧を合わせて提示
※ 体調不良での在宅勤務は認められません。
体調不良で病院に行ったり、ご家族の看病などでコアタイム(11:00~14:00)に仕事に集中できない場合は、半休もしくは全休をとってください。
(中略)
■【当日】業務報告
・「日報」を記載して「通知保存」を押す
-在宅勤務実施時間
- 実施したタスク一覧
(後略)
在宅でなくとも「日報提出」は義務なんですが、徹底されていなかったんですね。僕も昔は「日報を書いていない者は仕事をしていないとみなす」などと強く言って、日報の習慣化を図っていましたが、書かない奴は本当に書かない。給料を払うのやめてみようかなと真面目に考えたくらいです(苦笑)。
僕は数年前から現場に直接口出ししないことにしているんですが、この日報の提出率はさらに悪化していきました。まあ、それでも前述のとおり、事務所に出社していればなんとなく把握できるので黙認していたのですが。
ところが在宅になって、副社長が上記メッセージを出したことで、日報の提出率がグンとあがりました。相変わらず書かない奴も一定数いますが💦
ビミョーにマスクしました。クギノマスク(‘_’)
こんな感じ👆で、日報提出者の氏名が日付ごとに一覧化されます。PCからもスマホからも、全社員が全社員の日報を、常時どこでも閲覧することができます。
提出された日報に誰がコメントしたか、誰が閲覧したかということも一覧になって出てきます。
これを眺めていると、在宅でもきちんと仕事している社員の様子が分かります。もちろん逆も(苦笑)。日報を閲覧していない社員が分かるのもいいですね。あー、こいつは他人の仕事に関心ないんだな、とか。
在宅になって見えなかったものが見えてくる。社員の仕事ぶりが見えてくる。いままで見えていたようで実は見えていなかったことも明らかになる。在宅勤務のメリットの一つですね。
さて、本日僕は、郵便物の取り出し当番で久々の出社です。
あ、午後は毎月恒例のMAPプロジェクト会議もありますね。MAPも初のオンラインとなります。どんな感じで進行するのかな?
では、朝食&エール後、久々に九段下まで行ってきます!