わが青春のふるさと大分
2012年10月19日 (金曜日)
昨日は朝6時半の飛行機に乗って大分に飛んだ。
まず向かったのは、別府の山の上にある大学。立命館アジア太平洋大学(略称APU)だ。
APUは2000年4月設立の比較的新しい大学なのだが、いま世の中の注目を集めている。特に企業の採用担当者の注目度は赤丸急上昇中だ。
いろんな理由があるのだろうが、僕は大きく二つなのかなと思う。
ひとつは国際性に富んだ大学であるということ。もうひとつは授業の形式が、「教える」のではなく「自分で行動させ、考えさせる」ものになっているということ。
なんたって学生の半分以上が外国人なのだ。国も、中国、韓国、東南アジア、中東、アフリカ、カナダ、中南米、オーストラリア…つまり世界中の国から集まってきている。聞くところによると100カ国を超えているのだそうだ。学生だけでなく教師も半数以上が外国人で、授業のほとんどは英語で行なわれている。
別府の山の上に世界を凝縮したグローバル社会が築き上げられているのだ。
実は今年の2月ころ、このAPUのキャリアオフィスの責任者の方が、わざわざ茅場町のパフを訪ねてくださったことがある。そのとき、「次回は別府のほうにもぜひお邪魔させてください」と僕の方からお願いしていた。
その「次回」というのが、(ずいぶん時間がかかったが)昨日だったというわけだ。
偶然なのだが、パフが受け入れたこの夏のインターン生のなかにAPUの学生が一人いた。タナカケンジくんという学生だ。
せっかく行くならということで、このタナカくんにも連絡をとってキャンパス案内をお願いすることにした。
キャリアオフィスの責任者(亀田さん)の計らいで、APUの特徴のひとつである寮(1年生を中心に1,300人が生活している)にも潜入(?)させていただき隅々まで見学させていただけたし。
いやあ、楽しかったな。そして勉強になったな。
以下、タナカくんや亀田さんに撮ってもらった写真を何枚か貼りつけておこう。
そして午後。APUを後にして向かったのが大分市内にある大分県庁。雇用問題を担当する職員の皆さんからお招きを受けていたのだ。
大分市は、僕が高校の3年間を過ごした、青春の思い出が詰まった街。県庁は、大分駅から僕が通っていた高校(大分舞鶴高校)に向かう途中にある。いつも外から眺めてはいたが建物のなかに入るのは生まれて初めて。大分を離れて34年目にして初めて訪れる大分県庁。感慨深かったな。
県庁では職員のみなさん約10名と勉強会を行った(APUのタナカくんも「いっしょに行こうよ」と言って連れてきてしまった)。
約2時間半、僕から新卒採用の現状を説明したうえで質疑応答を行った。みなさん熱心に質問してくださり、僕の方も心地よい刺激を受けた。
そして夜は、県職員や大分大学(地元唯一の国立大学)のキャリア開発課長やジョブカフェ職員の皆さんとの大懇親会。これまた賑やかで楽しかった。
賑やかな懇親会が終わったあとは一転、静かなバーのカウンターでウイスキーの水割りを飲みながら、今回僕を招いてくださった県の美人職員の方と、じっくりキャリアについて語ることもできたし^^。
僕を育ててくれた大分県だが、今までなんの恩返しもできていない。
今回の大分訪問をきっかけに、これからは地元のためにできることをいろいろと考えていきたいと思う。
皆さん、ほんとうに昨日はありがとうございました!
さて、本日は午後、福岡に向かう。福岡を拠点に大活躍している同業者の方々との情報交換だ。
でもそのまえに、せっかくだから大分市内を(とくに母校のほうまで)ランニングしてこよう。
では行ってきます!