娘と息子の発表会をこっそり見学した日
2014年6月17日 (火曜日)
我が家を巣立っていった娘と息子が同じ舞台で活躍している姿を、観客席の端っこでそっと見守る年老いた父親。
昨夜の僕はさしづめそんな感じ。
娘というのはパフの新卒一期生であるヨシカワアユ、息子というのは新卒二期生であるイトウアツシのこと。
ヨシカワは巣立った(結婚した)とはいうものの、まだ我が家(パフ)で歳の離れた妹や弟たちの面倒を見てくれている。
イトウは4年前に家を飛び出してすぐに、自分の小さな家(自分の会社)を建ててしまった。最初は吹けば飛ぶような家だったが、年々増築を繰り返して、しっかりとした足場を築き上げたようだ。
と、わかりにくい比喩はここらへんにして(笑)。
昨夜はそのイトウくんが4年前につくった会社(i4社)が主催するイベントが首都圏の某大学で行なわれ、そこにヨシカワがイチ企業のパネリストとして参加したのだった。
4社の現場で活躍する社員のリアルな話を聴きながら、仕事のオモシロさ、やりがいなどを深堀していくこのイベント。i4社はいわゆる上位校を対象に、年間数十回もの学内イベントを手掛けている。
このイベントの評判の良さは、企業の採用担当者や大学関係者から聞いてはいたのだが、僕はまだ一度も見たことがなかった。昨夜はヨシカワが参加するというので、これはいい機会。見にいって、あとから茶化してやろうと思った。
90分間のイベント。イトウくんはファシリテーターとして、最初から最後まで、4人のパネリストの話を聞き出すのみ。ただそれだけのイベントなのだが、これが飽きさせない。どころか、あっという間に90分が過ぎていった。
なるほど。面白い。これは評判がいいはずだ。
パフ以外の3社はパフの数十倍から数千倍(!)の大企業の社員だったのだが、パネリストとしてのヨシカワの語りも、まったく引けをとっていなかったし。
イベント終了後、僕は二人には声をかけず、茶化しもせずw、すぐに会場を後にした。
娘と息子の活躍を遠くからそっと見守る父親。涙こそ出なかったけど(笑)、なかなかよい時間を過ごすことができた夜なのであった。
真面目な話、自分の後進がこうやって活躍している姿を見ることができるのって、(ちょっと寂しい感じもするけど)いいもんですね。
さて、本日の午後はまた別の用事で、都内(ちょっとはずれだけど)のマンモス大学にお邪魔する。ここでも別の息子(いや、甥っ子だな)が活躍しており、その甥っ子にも会う予定だ。
では、まずはいつもどおり朝食&花子。その後、ウォーキングで茅場町まで行ってきます!