小火(ボヤ)騒ぎが起きた日
2009年6月10日 (水曜日)
朝10時ころ、事務所の非常ベルが、「ジリリリリリリリ~ン」と、けたたましい音で鳴り始めた。
「なんだなんだ?」と一瞬社内がざわめく。
僕は、きっとどこかの階で、誰かが間違って作動させてしまったのだろう、と思っていた。
少ししたらベルは鳴りやんだ。
やっぱり何かの誤動作だったんだな、と思った。
しかし、しばらくしたらまた、「ジリリリリリリリ~ン」と鳴り始めた。
ったく、いい加減にしてくれよな。うるさくて電話もできないじゃないか。なんてふうに、皆も思っていた。
ところが!
本当にボヤが起きていたのだった。わがビルの地下1階で……。
消防車のピーポピーポの音が、ビルの前でとまったときにはビックリした。
幸い火はすぐに消し止められ、何の被害もなかったようなのだが、もし火が広がっていたらと、ぞっとした。
と同時に、自分たちの危機意識の低さにも反省させられた。
まずは「非常ベル=きっと誤作動だろう」なんていう、ノー天気な思い込みを捨てるようにしなきゃいけませんな。