MSP515ライブ本番の日(その3)
2009年5月17日 (日曜日)
順調な滑り出しのように思われたMSP515ライブのオープニングだったのだが、何事もなくすべてがウマくいったのでは世の中おもしろくない。
そう思ったかどうかは別として、僕は一曲目からドジった。
一番の唄が終わった後の間奏。全部で8小節あるのだが、僕は4小節だけで二番の歌詞を歌い出してしまった(このことはライブ後の反省会のとき、いちばんの槍玉にあげられることになる、苦笑)。
そして、なんといちばんミスの少なそうなMもやっちゃった。
一曲目が終わった後、妙に落ち着きがない。きょろきょろしている。ホントはMSP三人そろって、「皆さん、こんばんはー!」とやるはずだったのだが、Mは、お客さんに背中を向けて、腰をかがめながら何かを探している。
どうしたのかと思ったら“カポタスト”を紛失してしまったらしいのだ(驚)。
これはたしかに一大事。
カポがないと、以降の演奏が成り立たない。急きょステージの照明を明るくして、本格的捜索に入る。
ところが拍子抜け。ほどなく、あっさりトラブルは解決。カポは、ちゃんと予備のギターに装着されていたのだ。
さすが最高齢のM、忘れっぽい。と同時に、こんなドジをしたにもかかわらず、カポが見つかった後は、なにごともなかったかの如く、すぐに落ち着きを取り戻していた(笑)。
このMとPの2連ちゃんのドジが良かった。観客には大ウケだったし僕らもすっかり緊張感が抜けた。
やっぱりライブは、こういうのがあるからいい。
気を取り直しての2曲目以降の演奏が続いた。
途中、Mのソロタイムや、Pのソロ(ハーモニカ?)タイム、Sの水谷豊ふう演技タイム、MSPクイズがあったりと、賑やかな二時間があっという間に過ぎ去った。
・・・と、つぶさに全曲のドキュメントを書きたいんですが、あまりに長くなってしまいそうなので、ここから先は、写真を掲載するのみにしておきます。
読者のみなさんには当日の雰囲気をイメージしていただけたらと思います。
【Mことマングローブの今野社長】
【Sこと就職エージェントの下薗社長】
【Pことパフの僕、釘さん】
【ベースのナンちゃん(M所属)】
【ドラムのコボちゃん(S所属)】
【キーボードのアラキさん(P所属?)】
【その他、名シーンの数々】
いやあ、楽しかったし面白かった。
アンコールの声が鳴りやまなかったのには、本当に感動した。
一回目のアンコールは「たぶん来るだろう」ということで用意していたのだが(曲は長渕剛の【風は南から】)、二回目のアンコールは、MSPのテーマソングのようになっている【轍~わだち】を、急きょ、ふたたび歌うことにした。
この二回目のアンコールが最高だった。観客総立ちで、皆でコブシを振り上げながら、気持ちをひとつにしながら歌いまくった。もう感激を通り越して、メンバー全員が感動した。
2009年5月15日の赤坂は、五月病も不況も、完全に吹っ飛んだ。
ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
MSPもこれで安心して、しばしのあいだ、社長業に専念することができます
次回のライブは、クリスマスチャリティかな?