「採用担当者は親である」の名言に感動した日
2008年3月18日 (火曜日)
本日パフのセミナールームで、企業の人事担当者向けのセミナーを開いた。
タイトルは「内定者フォロー成功セミナー」 。
このなかで、3年前よりパフを利用しながら新卒者採用を行っている、A社の採用責任者Yさんに事例を発表していただいた。
A社は、パフの内定者コミュニティシステム(PNC)を上手に活用しながら、一年間にも及ぶ内定者との関係を強固なものに育て上げている。
システムの活用だけではない。パフの営業マン、パフのセミナールーム、パフの近所のコンビニや酒屋や寿司屋まで(?)、パフのリソースを存分に活用していただきながら、デジタル・アナログ両面からのフォローを行っている。
その結果、内定辞退率が、なんと半減したという。
しかし、内定者の引き止めは一切行っていない。承諾書も10月の内定式の日に書いてもらうだけだという。あくまで「決めるのは君たちだ」というスタンスだ。
その代わり、Yさんの内定者に対する情熱は凄まじい。内定を出したときは「まだ子供」。それを入社までの間に「きちんとした大人」に育て上げようとしている。
本当に、本気(マジ)で、内定者たちと関わっている。
「そこまでやって、手間ではないんですか?」との質問が出た。
するとYさんは事も無げにこう言った。
「自分の子供を育てるのに手間だって思う親がいますか? 親だったら喜んで子供の写真を撮ってアルバムを作るんじゃないですか?」
響いた。我々自身、「ハッ」とさせられた。
とかく業務の効率化や合理化ばかりが叫ばれる昨今。人事・採用の世界でも、「いかに楽をして人を集めるか」「いかに手間を省いて選考して、効率よく内定・入社まで繋げるか」に関心が集まりがちだ。
「採用担当者は親」 という視点。 「学生を育てる」 という視点。「親が子供を育てるのは『あたりまえ』」という考え。
このYさんの考えを、日本中の企業の人事担当者の耳に届けたいと思った。