パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

きょうの日経新聞を読んでいたら、「経済知力でビジネス創出」なる見出しに目が止まった。

読んでみると、日本経済新聞社と日本経済研究センターが全国で実施を計画しているテストの告知記事だった。

「日本経済知力テスト」で、略称を「日経TEST(Test of Economic Sense & Thinking)」というらしい。

100問出題で1000点満点。400点以下は、ダメダメ800点以上なら、高度なナレッジワーカーの領域に到達していると判断できるらしい。(←すべて新聞記事より)

9月21日に、全国の主要都市で一斉に実施。来年からは年2回、春と秋に定期的に実施していくそうだ。

こりゃ、いい。社員全員に(強制的に)受けさせてみようかと思う。

社員と会話をしていると、たまにビジネス知識(一般常識)の不足にびっくりすることがある。    「おまえ、ちぃとは勉強しろよ」と言いながら、 『財務三表一体理解法』の新書を買ってあげたことはあるものの、うちの会社では基本的には知識の習得は本人任せ。自主的に勉強するものと、そうでないものの知識の格差は広がる一方だ。

知識だけあってもしょうがない(知識で仕事ができるわけではない)のだが、知識のないところからは、主体性も課題形成も想像力も創造力も養うことができない

特に、学生に対して「社会人とは?」を語っているパフの社員に、「社会人としての知識や考える力」が不足していたのでは、なんの説得力もない。

こりゃ内容によっては、採用時や、昇進昇格時の基準のひとつにしてもいいかもしれないぞ。

きっと社員は嫌がるだろうが、社員間の競争・切磋琢磨が乏しくなりがちなパフのような少人数企業にとっては、こういう機会を無理やりにでも社員に提供することが必要なのかもしれない。

9月21日のテスト、試しに僕も受けてみよう。でも、400点以下のダメダメな結果になったらどうしよう。いまから隠れて勉強しなおすかな(苦笑)。