パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

井上陽水のCDを買った日

2008年7月19日 (土曜日)

きょう予定していた他社と異国の方々とのミーティングが急きょ中止となったため、本日は一日フリーとなった。

よしっ。ジムに行こう…と思って、勝鬨橋のたもとのNASに向かったが、実際に入ったのはその隣にあるデニーズ。

むっちゃくちゃ暑かったのと、間もなく昼時だったので、少し涼んで、お腹を満たそうと思ったからだ。

低カロリーの「野菜たっぷり塩ラーメン」をすすりながら、文庫本を読んだ。読んだのは先週映画で観たばかりのクライマーズ・ハイの原作(横山秀夫著)。読んでいたら面白くなって2時間近くデニーズに居座ってしまい、ジムに行く意欲を失ってしまった。

結局、デニーズを出た後、会社に行ってしまった。会社では、ちょろちょろとメールの整理と返信を行っていたのだが、1時間もしないうち、「そうだ!」と思い立ち、銀座の山野楽器へ向かった。

目的は、 「かぐや姫」の楽譜を買うこと(理由は来週以降明らかにします)だったのだが、衝動買いで、CDを1枚買ってしまった。

買ったのは、井上陽水の『弾き語りパッション』。陽水がコンサート(2007年の春から夏にかけてのコンサートが中心)で生ギター一本で歌っているのを集めたCDだ。

懐かしい歌が満載だ。しかも生ギターだけでの歌なので、陽水の陽水らしさが存分に伝わってくる。

僕が初めて陽水を聞いたのは、小学校6年生のときだったと思うが、本格的に意識するようになったのは、中学生時代。シングルの「心もよう」や、アルバム「氷の世界」に収められたすべての曲に感銘を受けた。

高校二年生のころなどは、 「人生が二度あれば」を、夜、四畳半の下宿でひとり弾き語りながら本気で涙したこともある(苦笑)。

あのころのことを思い出しながら、自宅でガンガンにボリウムを上げて聞いていたら、現・高校二年生の娘に「うるさい」と叱られてしまった。そうか。涙しながら歌っていた17歳のフォークソング小僧が、その31年後、同じ17歳の娘に叱られるほどに成長する(老いぼれる?)とは、あの頃は想像することすらできなかったなあ…と、なんだか感慨深くなってしまった(笑)。

と、まあ、いろいろぐだぐだ書いたが、 「井上陽水のCDを買って聴きました。」というだけの日記でした。