丸一日の現地審査で緊張した日
2008年8月22日 (金曜日)
きょうは、僕と社長室のスギヒラは、緊張の朝を迎えていた。実務を担当するスギヒラなどは会社に泊まり込みで、きょうの準備を行っていた。
なんの準備? なんで緊張するの? 何か悪いことでもしたの?
と思われる方もいるであろう。
別に悪いことをして、取り調べを受けることになったわけではない。
実は本日は、プライバシーマーク(Pマーク)更新の、現地審査の日だったのだ。審査官の方々が、朝からパフに来社し、さまざまな角度から、パフがPマーク認定企業としての要件をきちんとみなしているかどうかの立ち入り調査を実施したのだった。
パフがPマークを取得したのは2年前の今頃。このPマークの更新は2年単位で行われる。以前取得した時とはJIS(日本工業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム」)の要求事項が改正されたため、今回、社内の規程やルールも見直さなければならなくなった。また、一般的に、取得のときよりも、更新のときのほうが審査が厳格になる。
なので、今回の更新作業はとてもたいへんだったのだ。
まず朝一番は、審査官からの社長インタビュー。
一説には、経営方針やPマークへの考え方を聞かれるくらいで、あまり細かなことは聞かれませんよ、ということだったので、僕は緊張しながらも、ややタカをくくっていたところもあった。
ところがどっこい。
かなり詳しく実務レベルの突っ込んだところまでインタビューされた。当初20分という予定だったのだが、それをかなり上回る時間のインタビューだった。
それから延々と10時間。個人情報管理責任者のスギヒラと、システムやサービスを統括するホサカへのロングインタビューと書類のチェックが続いた。
僕は自分の席から、事務所の端っこにある会議室を見やりながら「大丈夫かなあ」とハラハラしながら待機していた。また、いつ呼び出されるかもわからないので、外出も控えるようにしていた。
夜8時過ぎ。やっとすべての調査が完了した。
いくつかの(たくさんの?)指摘事項はあったものの、「Pマーク剥奪」という事態には至らず。これから数カ月の間で、この指摘事項を改善し書類を作成していけば、無事Pマークは更新されることになった。
いやはや、ホッとした。僕は実際には何もしておらず、1日気を揉んでいただけなんだけど(苦笑)。
でもこうやって、定期的に外部のきちんとした方々からの厳しい調査、監査、審査を受けるというのは、とても良いことである。
中小・ベンチャー企業というのは、管理体制がどうしても疎かになりがちなのだが、このような機会があることで、ピシッと引き締まる。
諸事情により、前任からの引き継ぎがなされぬまま責任者となったスギヒラだったが、まずは第一の関門を突破できたことになる。ほんとにお疲れ様でした。もう一息、なんとか頑張ってください!!
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- クイックマインド・プログラムさん
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