良い会社の見分け方を語った日
2008年9月11日 (木曜日)
きょうは朝から、取材を兼ねた対談で、職サークル協賛企業であるダイワコーポレーションさんに伺った。
きょうの対談内容は、この秋からリニューアルするパフの就職サイト(職学校Web)に掲載される予定だ。
さらに、もうすぐ刷り上がる『職人魂』という小冊子(フリーペーパー)にも、この対談の予告編が掲載される。
対談のお相手は、同社の専務取締役である曽根さん。パフの創業前からのお付き合いで、知り合ってからもう11年以上になる。
曽根さんは、この日記のなかにも、少なくとも年に1回は登場する(2社合同のボウリング大会のときなど)。また、僕が昔書いたコラム「素晴らしき100の出会い」にも登場したことがある。
僕は仕事柄、(大企業、中小企業問わず)ずいぶんたくさんの経営者の方にお会いするのだが、その中でも曽根さんは、間違いなくトップレベルの見識をお持ちの人格者である。
その曽根さんとの本日の対談。テーマは、 『良い会社の見分け方』である。
読者である学生の皆さんに向けて、「企業の良し悪しの判断ポイント」について意見を交わした。
曽根さんの意見の中で特に共感したことがある。それは、「会社の良し悪しは、その企業で働く社員の『態度や考え方』に現れている」ということである。
どんな会社でも、お客様と接する際は、とても丁寧な対応をする。お客様に失礼な口をきくことはほとんどない(某公的企業のいくつかを除く)。
ところが、協力会社(いわゆる下請事業者)に対しては、手のひらを返したような、横暴な口のきき方になる会社がある。
「安くしろ。さもないと、もう発注しないぞ」と脅してみたり、「お前らが食っていけるのは、うちの会社のおかげだからな!」と、高慢な態度になったりする会社だ。
案外こういう会社は多い。僕も営業マン時代、こういう会社に嫌になるほど出会った。
逆に、協力会社を真のパートナー企業として大事にしてくれる会社もある。 「うちの会社があるのは、貴社が協力してくださっているおかげです」と、言ってくれる会社だ。
曽根さんいわく、 「後者の会社こそ良い会社である」。
ただ、なかなかそういう現場を学生が押さえるのは難しい。人事担当者だってプロ。学生が見ているとわかっていて、自分が不利となるような態度や発言をするはずがないからだ。
いま思いついたのだが、パフ(僕のところ)ならすぐわかる。その会社に営業訪問してみればいいのだ。人事担当者が尊大な態度しかとれない会社は、残念ながら、良い会社である可能性が極めて低い。
他にもいろんな話題が出てきたのだが、詳細は、また『職学校WEB』で読んでいただくことにしよう。
本日、ダイワさんの内定者(5名)も、この対談を見学した。曽根さんの話を聞いて、さらに入社意欲が湧いてきたのではないだろうか。ダイワコーポレーションは、つくづく『良い会社』だよね。
曽根さん、本日はどうもありがとうございました♪