親父の墓参りに行った日
2008年9月21日 (日曜日)
きょうはお彼岸と命日を兼ねて、親父の墓参りに出かけた。
ほんとうはあさって(23日)が命日でありお彼岸であるのだが、諸般の事情で、急きょ前倒しして出かけることになった。
親父が亡くなったのは17年前。もう17年も経ったのかあ…というのが正直な感想だ。
考えてみれば、現在、高校2年生になる娘が生まれたばかりのころだったのだから、確かにそれだけの歳月が経つんだよなあ。
親父が亡くなったのは62歳のとき。僕が31歳になる年だった。僕と僕の親父との年齢差は31。僕と僕の娘との年齢差も31。偶然にもまったく同じである。
ということは高校2年生の娘が見ているいまの僕と、高校2年生の頃の僕が見ていた親父とは、同い年ということになる。
うーん、そうか。なんだか複雑である。
でも、当時の(僕が高校の頃の)親父は、ずいぶんと(人間の器が)大きく見えたものだ。いや、きっと大きかったに違いない。
職人(板前)だった親父は、自分の腕ひとつで家族を養ってきた。貧乏だったけど、僕ら子どもに、ひもじい思いをさせたことは一度もなかった。
親父はこれからもずっと62歳のままだが、僕はこれから、着実に親父の歳に近づいていく。そして、あと14年で追いついてしまうことになる。
器の大きさで親父を上回るのは厳しそうだが、さて、年齢では親父を上回ることができるであろうか。