パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

本をたくさん買い込んだ日

2008年10月4日 (土曜日)

夕方、所用で東京駅の八重洲口界隈をうろちょろしていた。

八重洲もずいぶんと変わったものだ。北と南に大きなビルが竣工(南には、かのリクルートの本社機能を含むほとんどの部署が移ってきた)。地下構内もリニューアルされ、すっかりきれいになっている。いまなお、東京駅八重洲中央口の工事が進んでおり、あと1年もすれば、すっかり東京駅は生まれ変わる。

九州の片田舎から東京に出てきて30年。東京駅がここまで劇的な変化を遂げようとしているのを見ると、多少の感慨深さがある。きれいになって便利になるというのはいいことだが、昔の風景がどんどんなくなってしまうというのは寂しいものである。

 

八重洲での用事を終えて、月島の自宅まで歩いて帰ろうと思った。普通に歩くと、東京駅から小一時間程度で我が家に着く。膝の状態もすっかりよくなったので、歩くところから健康づくりをやり直そうと思ったのだ。

が、すぐに寄り道をしてしまった。

八重洲南口にある、八重洲ブックセンターの前を通りかかったとき、ショウウインドウに興味のある作家の作品が陳列されていた。

思わずふらふらと入ってしまった。

久々の立ち読み。

ネットで便利に目的の本を買える時代だが、目的以外の本との偶然の出会いが少なくなった時代であるともいえる。土曜日ということもあるのだろうが、店内は客の数が少なく、さみしかった。

結局僕は、まったく買う予定のなかった本を5冊も買い込んでしまった(読めるのだろうか…、苦笑)。

外に出るとすでに真っ暗。ずいぶん長い時間、本屋にいたようだ。

夜道の長距離歩行は結構つらいものだ。カバンの中は本で重くなっちゃったし(笑)。

銀座まではなんとか歩いたのだが、三越前からバスに乗ってしまったのだった(根性なし!)。

さて。明日の日曜日は、読書の秋の一日とするかな。