内定式と第二Qキックオフの日
2008年10月6日 (月曜日)
きょうは朝9時より、来春入社する3人(オオノ、コン、ツチダ)の内定式だった。
パフの新卒第一期生が内定者だった時代は、いまから丸8年前。
この8年間の歴史の中で、『内定式』を正式に行なったのは、なんと今回が初めてだった。8年前などは、内定者たちは10月1日、ごくふつーに労働していた。
以降の年も、徹夜で原稿を書いていたり、イベントのスタッフをやっていたり、営業の提案書を作っていたりで、内定者も社員も関係ない。皆、仕事が終わらずヘトヘトの状態で、「内定式」どころではなかったのだ。
あの時代と比べれば、なんてまともな会社になったことだろう(苦笑)。
内定式では、和紙で作った『内定証書』なるキッチリとした書類を、一人ひとり違えたメッセージを書いて手渡した。
この内定証書に書いたメッセージ。文字数にすれば、ひとりたかだか300~400文字程度なのだが、相当に考えた。書きたいことは山ほどあったのだが、それを1枚の紙に、3人のボリウムを揃えて書くことに、結構苦労した。3回は書き直した。
その甲斐あって、我ながら結構いけてるメッセージになったのではないかと思う。3人それぞれの選考のときの印象や思い出や、今後期待することなどを、短い言葉だけど込めることができた。
内定式後は、全社会議。第2Qのキックオフミーティングだ。内定者もすべての会議に加わった。
世の中の景気も、楽観を許さない状況になっている。いわんやパフにおいてをや、である。
この厳しい環境と状況を乗り越えるべく、戦略や計画や目標が、各グループから発表された(あっさり書きましたが、ミーティングは4時間以上に及んでいます)。
最後は、一人ひとりからの決意表明。
とても前向きなパワーに溢れたもので(気合とか精神論とかだけではなく、もっと清々しく、知性と品格のあるものだった)、きっとこの連中なら、すごい結果を残してくれるのではないかという期待が、僕のなかで一気に膨らんだ。
内定者にとっては、恐らく初めて目にするであろう先輩たちの真剣な会議。会社の(大袈裟に言えば生き死にをかけた)リアルな現場である。内定式の日に体験するにふさわしい、最高の機会になったと思う。
ミーティングの全プログラム終了後は、第一Qの各種表彰と、内定祝賀会である。
いつもはオーダーしない、寿司の盛り合わせや、(ちょっとだけ)贅沢なオードブルを囲んでのひと時。
先輩社員たちから内定者への、厳しくも優しい突っ込みインタビューを行ないながら、ゲラゲラと笑って過ごした。
仕事には、幾多の試練や高いハードルが常に付き物である。カンタンで楽な仕事など、滅多にない。
でも、だからこそ、それを一緒に乗り越えようとする仲間とのチームワークが生まれ、互いを高め合う意識が生まれ、褒め合う風土が培われ、目標をなんとか皆で突破したいという意欲が生まれる。
その先には、何ものにもかえ難い喜びや達成感や幸福が待っているということを、先輩たちは知っている。だからこそ皆、真剣になれるのである。
・・・てなことの何分の一かでも、きょうの内定式&キックオフミーティングの中で、内定者諸君が感じ取ってもらえると嬉しいな。
(以下内定者の3人+釘さん。左からツチダ、オオノ、コンです。読者の皆さん、今後よろしくお願いします!)