社長と若者が突然やってきた日
2009年3月19日 (木曜日)
午後2時半過ぎ。古くからの協賛企業K社の元採用責任者であるMさんから電話がかかってきた。
Mさんは、採用責任者を離れてからのここ数年、社長室長という立場で、経営を脇から支える仕事をしてきた。
ところがこのたび、関連子会社の社長に突然指名された。脇からではなく、まさしく経営の仕事をすることになったのだ。
つい先日、Mさんからのメールで社長就任の知らせを受け、「へー、そうなんだぁー!」と、びっくりしたばかりだった。
考えてみたら、Mさんとは今年になってまだお会いできていなかった。最後に会ったのは、昨年暮れの「釘さん歌手デビューコンサート」 (12月11日)のとき。
そのMさんからの電話。「なんだろう?」と思った。
「あ、社長さまっ!お久しぶりです!!」と、ちゃらけて電話に出た。近況を少しだけやりとりしたのち、 「忙しいでしょうけど、近いうちに飲みにでもいきましょうよ」という必然の流れになった。
ところが僕は4月上旬まで、夜の空きがまったくなかった。唯一、今夜だけ(予定されていた会合がなくなったため)空いていた。
「今夜なら大丈夫なんですけどねー。7時以降がいいんですけど、どうですか?」
「お、それはちょうどいい。東京駅界隈での仕事が6時に終わるんで、パフの事務所に7時ころ行きますよ。パフの皆さんにごあいさつしてから軽く一杯行きましょう」
という感じで、急きょの飲み会が決まった。
かたや、18時半ころだった。某総合商社に勤務する入社二年目の若者社員のHから携帯に電話がかかってきた。Hは、学生時代(卒業間際)パフの仕事に絡んだことがあり、以来、パフの社員たちとも深い関わりを持っていた。現在は名古屋で勤務しているのだが、年がら年中、東南アジアに出張している。
そのHからの電話。
「あ、Hです。いま出張で有楽町に来てまして、近くまで来てるのにパフに顔を出さないのは失礼だと思って電話しました。いまから行っていいですか?」
という内容だった。当然、 「おお、来いよ」と僕は答える。
夜7時。新社長のMさんと、若者商社マンHとの遭遇である。まったく意図せぬ偶然の出会いである。
Mさんに、 「せっかくなんで一緒にいいですか?」と、Hを一緒に連れていくことを確認すると、 「もちろん、クルモノコバマズですよ」という、これまた意図せぬ流れになった。
なぜか、 「僕もいっしょにいいですか?」と、きょうたまたまアルバイトに来ていた内定者のツチダもついてくることになった。なんとも運のいい奴。嗅覚の鋭い奴だ。
そういえば、ツチダは、Hが学生時代に立ち上げた団体に属しており、さらにはツチダの大学(東京外語)は、Mさんの母校でもある。意図していなかったわりには、よくできた組み合わせである。
この、急ごしらえの4人の飲み会。新社長のMさん、2年目社会人のH、社会人秒読み内定者のツチダ。
新社長の苦労話も聞けたし、Hの奮闘ぶりも聞けた。そして終盤は、先輩たちからツチダへの、新社会人になるにあたっての数々のイニシエーションが与えられた。気がつけば、焼酎のボトルの二本目は一升瓶だった(!)。
こういう面白い会合は予期せず突然やってくる。
でも、たしかに突然だけど、組み合わせも偶然だったんだけど、これってやっぱり 「天が仕組んだ必然」のような気がしてしょうがない。今後、何かに発展し、新しい変化に繋がるような気がする。
これまでに頂いたコメント
1件コメントがあります
- 社会人秒読みさん
久々に釘さん日記に登場しました!うれしいです。
僕も、「天」の存在を信じてます。
もっと、いい意味での不遜さがなきゃいかんですね・・・
インターンで変な「お客様にヘコヘコする癖」がついてしまいました・・・
もっと畏れずに、たたかれればいいぐらいの気持ちで行きます。