大阪に行く途中と帰り道に義憤を感じた日
2009年4月9日 (木曜日)
本日は朝6時の新幹線に飛び乗って、大阪に向かった。
昨夜、アラームをセットし忘れて寝てしまったようで、目が覚めたのが明け方の5時半。ホントに危うく乗り遅れるところだった。新幹線に乗った直後に、目覚まし時計代わりに使っている携帯のアラームが、「ピピッ、ピピッ、ピピピピ」と鳴り始めたのには苦笑した。
とはいえ、よくぞ5時半に目覚めたものだ。自分の体内時計の精巧さに感心してしまった(笑…えないか?)。
新幹線の車中で顔を洗い、ひげを剃り、ネクタイを締めて、さて新聞でも読むかと、一面から順番に読み始めた。
景気の悪いニュースの中にも、なんとか光明を見出そうとする記事も散見されるようになってきた。
企業面を開いたときだ。囲み記事の見出しがすぐに目に飛び込んだ。
「大学生の就職人気企業 JR東海 初の首位に」
「大学生の就職志望企業ランキング リクルート調べ」
せっかく顔を洗ってひげも剃って、気分よく朝のスタートを切ったというのに、胸がムカムカしてきた。
#あ、JR東海が嫌いっていうことじゃありませんよ。僕をちゃんと大阪まで運んでくれているわけですからね。
・・・とはいえ、忘れっぽい僕。
そんなことすっかり忘れて、大阪での仕事はきちんとやり遂げた。
帰り道。
桜ノ宮から見るきれいな桜にうっとり。心が洗われる気持ちだった。
しかし、その直後、会社から届いた一通のメールに、また気分が悪くなった。
とある就職情報会社が学生向けに配信しているメルマガを、うちの社員が学生から入手して、転送してくれたのだ。
以下、無断転載する(怒られてもいいや)。
(途中まで省略)
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【4】人事ブログ ─ ダメなES、3つの理由/不況でも、新卒を続ける理由
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毎週あるテーマに沿って、各企業の人事担当者にブログの投稿をお願いしてい
ます。先週分と今週の注目テーマをピックアップ。職場の雰囲気を感じたり、
就活のノウハウをチェックしてみませんか。 (4/9UP)
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│先│週│の│テ│ー│マ│
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■これはイマイチ! ダメなES、3つの理由
(以下省略)
おい、おい、おい。
オイラが、エントリーシート撲滅論者だって知ってのメルマガかい?オイラに喧嘩を売ろうっていうのかい?
と思ったが、冷静に考えると僕宛のメルマガではない。学生宛のメルマガだ。しかも、学生の就職活動にもっとも影響力をもっている就職情報会社が発信元だ。さらに、人事担当者に「ダメなES」というテーマでブログを書かせて、学生の危機感を煽っている。そんな業者の片棒を担いでブログを書く人事担当者もどうかしているが、この時期の学生の気持ちを、これっぽっちも理解していない就職情報会社に怒りを覚えた。
帰りの新幹線。
実は明日は、我がパフの、社会人向けメルマガの発行予定日。
僕は、 「どげえするんか?」 という、僕の本来の性格には似合わない辛口のコラムを書いている。
ホントは、新社会人をテーマにしたコラムを書こうとしていたんだけど、急きょ方針転換。
この義憤の気持ちをコラムに書き、世の中に意見を問うてみようと思った。
メルマガの配信数は数千件。
どんな反応があるか、楽しみでもあるし、怖くもある。
#パフの営業マン諸君。一部のお客様を怒らせてしまうかもしれないけど、許せ(!)。
新人が合宿研修から帰ってきた日
2009年4月8日 (水曜日)
4月1日に入社した3名の新入社員(オオノ、コン、ツチダ)。先週は社内で研修を行っていたのだが、今週の月曜からは、社外の合宿研修に参加してもらっていた。
バスで2時間以上もかかる人里離れた町で行われる、二泊三日の精神修養(?)的な研修である。
この研修のメインテーマは、(僕が勝手に決めているのだが) 「学生との決別」 。他人に依存せず、当事者意識を持ち、自分の頭で考え、主体的に素早く動ける「社会人」に変身してもらうことが目的だ。
「ボコボコにしてもらって構いませんから、厳しく指導してください」とは、僕が研修前の打ち合わせ時に、トレーナーを担当するIさんにお願いしたことだ。
話は逸れるが、最近の若者は(いや、僕らの世代もすでにそうだったかも…)、とても甘やかされて育ってきた。他人からこっぴどく叱られた経験に乏しい。体育会出身者であっても、厳しい上下関係を強いられることが少なくなってきたと聞く。親や小中学校の教師たちも軟弱化してしまい、本気で(愛をもって強く厳しく)怒ることや、殴り飛ばすことができなくなってしまった。
そんな環境で育ってきた若者の意識を変えるのは大変である。
しかし、(特にパフのような小さな会社で)成果を出せる有能な社会人になるためには、さまざまな理不尽さや逆境に耐えられる強い心が必要である。不屈の闘志を維持しながら、仲間と一緒に知恵を絞り出し、困難な目標をあきらめずに追求する、逞しい精神力が必要なのである。
たかだか二泊三日の研修で、こういったハイレベルな意識を持たせようなんて虫のいい話ではあるのだが、今回の研修では、そういったことまでをも期待した。
そして今夜。
三日間の研修を終えた新人たちが東京に帰ってきた。
21時過ぎ。東京駅と有楽町駅の中間地点にある鍛冶橋駐車場に、大型バスが到着した。パフの新人を含む5社の新入社員25名が、ぞろぞろと降りてきた。
「お疲れさま!」と出迎える5社の人事担当者や先輩社員たち。
僕も、オオノ、コン、ツチダに、 「おお!生きてたか!!お疲れ!!!」と、それぞれ握手で出迎えた。
三日間のハードプログラム(詳細はマル秘)をこなしてきたわけなので、相当に疲れているかと思いきや、彼らの、目や姿勢はそうではなかった。
ピリッと引き締まった顔つきと目の輝き。「自分たちは社会人になったんだ。もう逃げも隠れもしない。前に進むのみ」という覚悟が、全身に漲っていた(全員の声がガラガラになっていたのには苦笑してしまったが)。
「じゃあ、飯でも食いに行こう!」ということで、有楽町の駅前にある中華料理屋でささやかな慰労会を行った。
明日から正式に現場に配属となる新人たち。輝かしい成果を出せるスター社員を目指して頑張ってほしい。まずは先輩たちに、キミらが頑張っている姿を見せつけて、先輩たちを大いに刺激してほしい。
新宿でSP+コボちゃん+ナンちゃんの日
2009年4月7日 (火曜日)
きょうの日記は謎めいたタイトルである。
SPとは?
コボちゃんとは?
ナンちゃんとは?
この答えは、今週の土曜日以降じゃないと明かすことができない。
ということで、本日の日記では、「SP」、「コボちゃん」、「ナンちゃん」という、謎めいた三つのキーワードだけ書きのこすことにする。
Dサクが遊びに来た日
2009年4月6日 (月曜日)
先日(3月11日)の日記で、Dサクと広島で会ったことを書いた。そのDサクが本日、5年ぶりに、パフを訪ねてくれた。
4月1日付で、それまでの広島から九州の長崎に異動(担当部門も変更)になったDサクは、新部門の研修を受けるため、数日間東京に滞在しているのだという。
夜の8時過ぎに訪れたDサクを、9Fの執務室に案内。社員たちとの久々の再会。5年ぶりだ。
その後、東銀座の立ち飲み屋に連れていった。
話が盛り上がり、その後、いきおいで「のろ」へ。
のろでは、ご飯とみそ汁を食べたあと、ロールケーキと緑茶で締めくくった。
パフの元内定者のDサク。いまはR社の中堅として活躍する。いまどき珍しい、義理人情に厚い男だ。
「のろ」で御馳走してもらったお返しに、異動先の長崎で、大盤振る舞い(?)の接待をしてくれるという。
異国情緒が漂う長崎。いまからとても楽しみである。Dサク、よろしくな。
近所の桜も満開だった日
2009年4月5日 (日曜日)
桑田の「ひとり紅白」を観た日
2009年4月4日 (土曜日)
日中は会社で会議。最近、平日と休日、早朝と深夜問わず、商品&営業戦略のための会議が連続している。時間をかければいいってもんでもないが、それでもこれだけ時間をかければ、多少は光明が見えてくるものだ。あとひと息だ。
帰宅して遅めの夕食。そして入浴後、一週間前に買ったDVDをやっと開封。あすは久々に朝寝坊しようと思っているので、じっくり鑑賞。
なんのDVDかというと、昨年の暮れ、横浜で開催された桑田佳祐のライブのDVD。
ただのライブではない。
なんと、ひとりで「紅白歌合戦」をやってのけた、その名も「昭和八十三年度!ひとり紅白歌合戦」。
なんてイカしたネーミングだろう。
桑田が昭和の名曲全61曲をカバーしている。すごい。まさに圧巻である。
桑田佳祐がサザンオールスターズで僕たちの前に登場したのは1978年のことだった。そのときに唄っていたのが『勝手にシンドバッド』。なんてふざけた歌だろうと思いつつも、いままでになかった軽快にリズムと支離滅裂&意味不明な歌詞に、高校三年生だった僕たちは惹きつけられたものだ。
あれから丸30年。桑田も、もう53歳。日本を代表する圧倒的スーパースターであるにもかかわらず、コミックバンド的な親近感を感じさせるあのキャラには脱帽である。天真爛漫。デビュー当時と変わらぬ子供のような無邪気さを、いまだに持ち続けている。
桑田が唄う1960年代、1970年代の歌謡曲。小学生、中学生だったころの自分を懐かしく思い出しながらテレビにかじりついた3時間だった。
MSPを紹介する日
2009年4月3日 (金曜日)
この日記にもしばしば登場しているMSP。
Mは、マングローブの今野社長。
Sは、就職エージェントの下薗社長。
Pは、パフの僕。
「そんなこと知ってるワイ!」という野次が飛んできそうだが、この3人の練習風景が、経営者向けの雑誌に紹介されたので、きょうはそのことを読者の皆さんにお知らせしようと思う。
論より証拠なので、以下のリンクを見ていただこう。
http://puff.weblogs.jp/publicity/2009/03/post-5f58.html
で、この雑誌の中でも触れられている、MSPのライブコンサート。
開催日は、5月15日と決定している。
「MSP515ライブ」と、記憶していただけると覚えやすい。
場所は千代田線の赤坂駅の出口を出てすぐのところ。時間は夜7時ころかな?
MSPホームページも、あと一週間ほどで出来上がる見込みだ。
515ライブのコンセプトは、
5月病をぶっとばせ!!
5月病というと、とかく新人だけの病のようにいわれているが、Mの今野さん(ってなんだか素敵な呼び名、笑)に言わせるとそうではないらしい。
「昨今、新人でなくても五月病ってあると思いませんか?ベテランでも期が変わりスタートダッシュが切れずにもがいていたり。社長でも、前の期が散々な結果で、今期こそはって力んでいたら連休明けに息切れしていたり」
というのは、今野さんの弁。
っていうことで……。
5月病になりそうな新人諸君はもちろんのこと、不況にあえいでいる経営者の皆さんも含め、この大変な時代を戦い続ける皆さんに元気になってもらうことを目的として、MSPライブコンサートを開催します。
乞うご期待!!