4時間ぶっ続けでフォークソングだった日
2009年10月18日 (日曜日)
いつもと同じように願掛けウォーキングで一日が始まった。
午前中は、読まねばならぬ本を読む。あっという間に昼になった。
昼食後の午後一時。僕はテレビの前に鎮座した。録画の準備も済ませた。
南こうせつが先日(9月20日)、静岡県のつま恋で開催した『サマーピクニックフォーエバー』という野外コンサートの模様を、NHKBS2が放送したのだ。
午後一時から午後五時までの丸4時間。テレビの前を動かずに、見入っていた。
このコンサートは、南こうせつが自分の60歳の還暦を記念して企画したらしい。
こうせつは僕より11歳年上。僕の出身高校(大分舞鶴高校)の先輩でもある。ちなみに伊勢正三も大分舞鶴高校出身で、南こうせつの二学年下になる。
今回のコンサートでは、この伊勢正三をはじめとして、すごいミュージシャンたちが勢ぞろいした。
イルカ、尾崎亜美、小田和正、坂崎幸之助、杉田二郎、夏川りみ、BEGIN、松山千春、ムッシュかまやつ、森山良子、山本潤子といった面々である。
もっともゾクゾクしたのは、昨日訃報が流れたばかりの加藤和彦氏が特別ゲストとして迎えられ、加藤和彦作曲、北山修作詞の名曲である『あの素晴しい愛をもう一度』を、出場者全員で合唱していたことである。加藤和彦氏をステージの中心に置き、大物ミュージシャンたちが楽しく歌っているシーンは圧巻だった。加藤和彦氏の死がますます悔やまれた。
松山千春のMCも最高だった。千春、こうせつ、正やん(伊勢正三)で歌った『22歳の別れ』。千春がこの曲を歌うなんて、びっくりだった。
それにしても、南こうせつは凄い。60歳とは思えない若さだ。70年代のころの甲高い歌声そのままで、まったく衰えを感じさせない。それとやっぱり人柄だな。これだけの大物たちをゲストとして引っ張ってこれたのは、こうせつの人柄あってのことだろう。
午後一時から午後五時まで。とても充実した4時間を過ごさせてもらった。NHKさん、ありがとう!!