昨日の日記を振り返る日
2010年3月18日 (木曜日)
昨夜アップした日記への反響の大きさにびっくりした。
昨夜は、午後8時ころの新幹線で大阪に移動した。ホテルにチェックインできたのは夜の11時近かった。
実はあの日記、ホテルにチェックインしてすぐに書き始めた。書き始めたのが夜の11時半くらいだったかなあ。で、アップしたのは深夜2時くらいだった。
いつもは15分くらいで、ちゃちゃちゃと書いてアップしている手抜きの日記なのだが、その10倍くらいの時間を昨夜はかけたことになる。記事の長さもウナギのようで、自分で読み返すのも辛かった(苦笑)。
このブログのシステムはTwitterとも連動しているので、アップされた瞬間、TwitterにもURLがリンクされた。
朝、ふたたびPCを開く。メールのチェックとともに、このブログの管理画面を見てびっくりした。
文章がウナギの長さなら、アクセス件数も「ウナギのぼり」なのである。同時にフォロワーの方々もぐんぐん増えていた。
今朝9時から現在までに「釘さん日記」の画面にアクセスされた件数は1,500件超。おそらく明日の朝には2,000件にも届こうかという勢いだ。
いつものアクセス件数は(平日だと)200件~300件くらいなので、これは驚異的な多さなのだ。
僕がTwitterに連動させなかったとしたら、ここまでの広がりはなかっただろうと思う。最近のネットの世界の凄さを実感した。
日記には、いろんなコメントをいただいた。言葉の解釈で誤解を与えてしまい不快な思いをさせてしまった方もいたようだ。申し訳ないことをした。その指摘については、昨日の日記のコメント欄で補足説明させてもらった。
大部分のコメントは、昔リクルートで働いていた方々からのものだった。好意的なコメントが多く、小心者の僕としては、正直ホッとした。
肝心の現役の方々からのコメントは今現在、まだない。この日記のキャラ上、いわゆる「上から目線」での文体だったので気分を害されている方々もいると思う。「そういうおまえは何さまだ?」と思っておられる方々もいるかもしれない。ちょっと気になる。批判でも否定でも構わないのでコメントをいただけたらなあと思う。組織に所属していると、なかなか実名は難しいかもしれないが、できれば勇気ある方の実名でのコメントを頂戴できると嬉しいな。
書いてみて思ったが、(会社の社長という立場こそあれ)僕は個人である。個人が大組織に対してモノ申すというのは、結構つらい。文章を書くのが上手なわけでもないので、伝えたいことがうまく伝えられていないという、もどかしさもある。僕がとても尊敬している先輩方が、まだ数名現役として(しかも相当上のポジションで)頑張っておられるので、よもや迷惑をかけなかったかしら?と、心配になったりもした。
世の中の評論家や批評家(最近はコメンテーターというのかな?)という職業の方々のことを、「批判、評論しているだけでいいよなあ」なんて揶揄したくなることがあったのだが、「考えてみたら、みな個人で体を張って勝負してるんだよなあ。本当は恐いだろうになあ…」なんて、彼らの立場と気持ちが分かったりもした。
僕はふとした瞬間にスイッチが入って、昨日のような辛口で硬派な文章を書くことがある。書くことが職業ではないので出来ているだけなのかもしれないが、そんな自分の気持ちに素直に従って書ける環境に感謝したい。
そうそう。昨夜の日記の文中にも登場している常見陽平さんも、元リクルートの方で、いまはたくさんの本(文章)を書くことを生業にしている。
ついさっき本日のブログがアップされていた。僕の昨日の日記のことにも触れてくださっているので、ぜひ読んでみてほしい。
⇒ リクルートが60周年を迎えるためにするべきたった1つのこと
常見さんも、わざと毒舌風な文体で書いていることが多いので、その奥にある真意を理解されず逆批判されたりすることも多いのではないかと推測する。ホントはとても心優しい愛情たっぷりの人なのに。
でも、こういう仲間がいるって幸せだ。個人だろうと組織だろうと、向かっている方向が同じ人たちと一緒にがんばっていける喜びを感じる。