パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

きょうから6月。2010年も、早5ヶ月が過ぎ去ったことになる。早いなあ…。

我がパフは、この6月で期が終わる。第14期の締めくくりの月なのである。

会社を作って14回目の決算。これも考えてみたらすごい回数だな(途中決算期変更などあったので設立年数よりも1回多い決算となっている)。

この1年間は、世の中がとくに大きく動き出したという実感がある。政治、経済、教育、生活、テクノロジー……。大きく動き出したというよりも、「混沌としてきた」という印象がぬぐい去れない。

そして、我々が日々向き合っている「就職と採用」の世界も、まさに混沌としてきている。

いままで、なんだかんだいって「就職と採用」の秩序(というかレール)を作って来た大手就職情報会社が、進むべき道を見失い、自信をなくしているように見える。

若者を育て社会に送り出す役割を担ってきた大学が、若者の育て方に躊躇しているように見える。

若者を次代の戦力として迎え入れるはずの企業は、採用や教育に振り向けるパワーを「合理化・効率化」した結果、受け入れる度量が小さくなっているように見える。

旧来の枠組みが音を立てて崩壊し、新たな枠組み(いや枠組みではないかもしれない)が、生み出されようとしているように思う。

まさに時代の変わり目。混沌なのだ。

なにはともあれ、今月で14期が終了。来月から新しい期を迎える。

混沌とした時代。変化の時代。できれば我々は、その変化をリードする存在でありたい。

そのためにも、残りの一ヶ月を有終の美で飾りたいと思っている。