ふるさと就職応援ネットワークの臨時拡大幹事会だった日
2011年4月20日 (水曜日)
昨日は午後一時過ぎから夜まで、まるまる、ふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の会議。Fネットに加盟する全国の同業者の社長たちが一堂に会した。
震災の被災地である仙台と福島からも、3名の同業者の方々(1名はゲスト)が参加した(ゲストで参加した1名の方は家を失ってしまったのだという)。
会議の冒頭、被災地のリアルな現状を聞いたのだが、我々が報道で見聞きするのとはずいぶんと違う。やはり現場で過ごさないと、本当のことは分からないものだ。うーん。あまりに問題が大きすぎて、どう表現していいか悩む。
全国の同業者のビジネスは、激しい環境変化であるにもかかわらず、皆さん善戦しておられる。昨年の実績を大きく上回る会社や過去最高の利益になりそうな会社もあった。とてもいい刺激になった。
しかし、新卒者の就職・採用を中心とする人材ビジネスが、今後どのような状態になっていくかということについては、各社とも予測が難しいという見解だ。次年度以降、大きく変化するのは間違いないのだが、その変化をどのようにビジネスの機会として捉えていくか、思案のしどころ、悩み中なのである。
夜は会議場を提供してくださった青山のポーターズさんの事務所の近くにある、ちょっとお洒落なお店でアルコールを含みながらの情報交換会。福島の社長が高級な地酒を持ってきてくださったのだが、「持ちこみ飲酒は不可」ということで飲むのは断念。残念。でも、福島の日本酒は飲めなかったものの、お店の赤ワインを相当量飲んでしまったようだ。毎度のことだが終盤の記憶がない。せっかくの情報交換だったのに覚えていないというのはもったいない(苦笑)。
全国で頑張る気のいい仲間(オヤジ)たち。夜は単なる「呑んべ」なのだが、昼間は、各地元の企業と人材と経済の活性化を担う経営者たちだ。この同業者たちとのご縁は、ずっと大切にしていきたい。