パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉の通り。先週末からめっきり涼しくなってきた。先週の前半までの、あの往生際の悪い残暑が嘘のようだ。

この週末は、オヤジの墓参り(20年前のお彼岸に亡くなったのだ)に行ったり、学生のイベントに参加したり、走ったり、ワンピースを読んだり、床屋に行ったり、その他、人に言えないこと(?)をしたりしていた。

 

ところで、先週の日記で忘れていたことがある。

頑固オヤジのコラムの転載だ。

そういえば、うちの死んだ親父は頑固だったのだろうか。

一緒に暮らした時間は短かったが、少なくとも僕は頑固だと感じたことはなかった。

恐かったし威厳もあったが、子供には温厚な父親だった。

でも板前という職業のせいか、履物はいつも下駄で、服装は割烹着で、首には必ずタオルをぶら下げていた。

墓参りをしたときに久々に写真を見たが、いい笑顔だった。

僕もあと10年ちょいで親父が死んだ年齢に到達する。親父が死んだ年に生まれた僕の娘が、もう成人なんだもんな。早いな。中島みゆきじゃないが、巡る巡るよ時代は巡る、喜び悲しみ繰り返し…なのである。

では、板前の親父が、きっと言っていたであろう今回の頑固オヤジのコラム「食わず嫌いはイカン!」。以下、転載します。

 

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 食わず嫌いはいかん。好奇心を持て!

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 おい、みんな元気か? 頑固オヤジの釘さんだ。

 

 今週からこのメルマガが届き始めた奴。俺が誰だか分からんだろうから、ま

 ずはこれを読んでくれ。

 

 ⇒ http://puff.weblogs.jp/message04/2011/07/vol3.html

 

 

 お前は、好き嫌いはあるか?

 

 まあ人間だれしも、大好物があるいっぽうで、どうしても食べられない苦手

 な食べ物があるのは仕方のないことかもしれんな。

 

 でもな、俺の勝手な観察データによると、仕事で成功を収めている奴には、

 好き嫌いの激しい奴はおらんように思う。

 

 これも俺の勝手な言い分だが、好き嫌いの激しい奴とは、一緒に仕事をした

 いとは、なかなか思えん。

 

 どんなものでも「美味しい、美味しい!」と言ってくれる奴と、一緒に飯を

 食いたい。あ、いや、一緒に仕事をしたい。

 

 ましてや、「食わず嫌い」など、もってのほかだ。

 

 

 (中省略)

 

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┣★┫【6】職学校校長・釘崎のコラム「オヤジから最愛の娘&息子たちへ」

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 (メルマガ冒頭からの続き)

 

 好き嫌いのない奴というのは、基本的に、まずはなんでも(一見不味そうに

 見えるものであっても)食べてみようとする。

 

 食べたあとに、本当にそれが不味いかどうかを判断する。

 

 そして、大概のものは受け入れて、「これ、意外と美味しいねっ♪」と言っ

 て、ニッコリ笑ったりする。

 

 

 これは、ちゃんとした研究によっても実証されていることなんだが、仕事を

 成功させているビジネスパーソンには、「なににでも好奇心を持つ」という

 行動特性があるそうなんだ。

 

 不意に降りかかってきた仕事や、誰もやりたがらないような不人気な仕事で

 あっても、「意外とこの仕事、やってみたら面白いんだよね♪」と、自分な

 りの面白さを発見し(あるいは面白さを自分でつくりだしながら)、その仕

 事に取り組むんだ。

 

 ☆☆☆

 

 「食べ物と仕事の話とを、いっしょにするな!」という文句が聞こえてきそ

 うだが、人間の行動特性や癖や習慣というのは、仕事でも日常生活でも案外

 つながっているものなんだ。

 

 たとえば、飯を食うスピードの速い奴っていうのは、喋るのも、歩くのも、

 本を読むスピードも、速かったりする。

 

 買い物で、あれこれ迷わずにすぐに決められる奴というのは、仕事における

 判断も早い。メニューのたくさんある居酒屋に行っても、仕事のできる奴ほ

 ど、「私は、これとこれっ!」という感じで、注文をすぐに決められる。

 

 さらに、買い物をしたあとに、「あ、やっぱりあっちの方が良かったかも」

 とか、「あ、あっちのほうが安かった。しくじった!」とか言って後悔ばか

 りしている奴は、仕事をしていても大成しない奴が多いのだが、同じものを

 買ったとしても、その良さや魅力を存分に引き出して満足しているやつは、

 だいたい仕事においても成功を収めるものなんだ。

 

 ☆☆☆

 

 これは、仕事選びや会社選びでも、同じなんだ。

 

 これからお前は、いろんな仕事や会社のことを調べることが増えてくるだろ

 う。

 

 すべてを好きになれとは言わないが、せめて食わず嫌いだけは止めてくれ。

 

 その仕事や会社の面白そうなところはどこなんだろうと、好奇心を持って見

 るようにしてみろ。

 

 きっと新しい世界が見えてくるぞ。

 

 そのうえで、本当に嫌いなのかどうか、自分に問いかけてみろ。

 

 そして、何かの理由で、「キライだ、イヤだ!」としか思っていなかった会

 社や部署でしか、仕事ができないことになったとしよう。

 

 それでも、覚悟を決めて(最初は我慢しながらでも)、精一杯その仕事に取

 り組んでみろ。ひょっとしたら、今までは見えていなかった面白さや楽しさ

 が発見されるかもしれんし、案外、その仕事がお前にとっての「天職」にな

 る可能性だってある。

 

 要は、なんでもやってみなきゃ分からんし、やるなら中途半端にやってみて

 も分からんものなんだ。

 

 ☆☆☆

 

 で、また話を食べ物のことに戻すが、いままで嫌いだと思いこんで食べてい

 なかったものを、思い切って食べてみることを勧めるぞ。

 

 本当に不味かったら、それでいいじゃないか。それ以降、食べなきゃいいだ

 けの話だ。でも、もし美味しかったりしたら儲けもんだぞ。それだけでお前

 の人生は少しだけ豊かになるわけだし。

 

 俺も32年前、東京に出てくるまでは、納豆がどうにもこうにも食えなかった

 んだが、賄い付きのバイト先で、ご飯のおかずが納豆しかないことが続いた

 んだ。

 

 我慢して食べていたら、3日めからはへっちゃらで食べられるようになった

 し、いつからか大好物に変わっていったぞ。

 

 ちょっと大袈裟かもしれんが、いまでは「納豆のない人生なんて」と思える

 くらいになったぞ(笑)。

 

 どうだ?まずは食べ物からお前の行動を変えてみんか?

 

 じゃ、また来週な!