ベトナムの若者の話を聴いた日
2011年10月20日 (木曜日)
昨日の日中は、母校での職学校。9月末から毎週水曜日に開催している。1日に2コマで、開催時間は合計3時間。打ち合わせや準備時間を入れると6時間を要する大仕事。昨日も大勢の学生(2コマ合わせて600名くらいかな)が参加してくれ、とても盛況な会となった。
気力も体力も使う仕事なのだが、愛する母校のためである。全10コマが終了するまで、もうあとひと踏ん張りなのだ。
会社に戻ったのはすでに夜の7時過ぎ。そして帰社直後、お楽しみの来客があった。
28年来の友であり、先輩であり、師であるM氏。それから、5年ほどのお付き合いになる教育会社の女性社長H氏。
M氏は現在、アジア各国で人材ビジネスを展開している某日系企業の社長なのだが、ひょんなことから、ベトナムの(日系企業を相手に仕事をしている)若者たちに、日本流の挨拶やマナーを教えることになった。国の偉い筋からの個人的な依頼で。気のいいM氏はボランティアで引き受けたのだという。
でも、マナー研修など実施したことのないM氏は困り果てて僕に相談しに来た。「俺にマナーを教えてくれる人いないかな?」と。
M氏の会社には、教育系の関連会社もあるのだが、手弁当研修なので、自社のリソースは使いたくないというのだ。そこで、僕が紹介したのが、マナー研修系では僕が最も信頼・尊敬しているH女史だったのだ。
H女史はM氏に、自分のノウハウや教材を、惜しみなく提供してくれた。しかもタダで。
そしてM氏は、つい先日ベトナムのハノイで、H女史から提供してもらったノウハウや教材を使って、大勢の若者たちに、「日本流の挨拶・マナー」の研修会を実施した。
大成功だったという。ベトナムの若者たちが、「日本の心」を理解してくれ、挨拶・マナーを実に楽しく習得してくれたそうだ。
M氏は、H女史に大感謝。次の一時帰国の際に、ぜひお礼をしたいということになった。で、僕がM氏とH女史との宴席を取り持つことに。それが昨夜だったのだ。集合場所を茅場町のパフにしたのは、僕の勝手な都合なのだが(笑)。
実に楽しい宴席だった。ベトナムでの研修の話は、最高だった。それ以上に、(僕も初めて聞く)H女史の若かりしころから起業に至るまでの話は、感動的だった。ダメダメだったM氏と僕の、若かりし頃の思い出話も久々にした。
実は昨夜は、大学三年生になるM氏のお嬢さんも合流してくれた(お嬢さんは実は職サークルの会員でもあり、パフの各種イベントの大ファンでもあったのだ)。
ベトナムの若者の話、教育会社H女史の起業の話、ダメダメだったオヤジたちの話。いずれも、大学三年生のお嬢さんにとって、極めて貴重な話になったのではないかと思う。僕にとっても、ここ最近の疲れがぶっ飛ぶ、最高の安らぎの場となった。M氏、H女史、M氏のお嬢さんに大感謝である。
さて、本日は、UST番組「釘さんの部屋」の放送日である。ゲストは、株式会社TKCの伊藤さん。テーマは、「採用責任者をうならせる、面接の極意・必殺トークとは?」。なにやら面白い展開になりそうだぞ^^。夜7時半が放送開始時間。どうぞ皆さんお楽しみに!
では、そろそろ行って来ます!
やっと本格的な秋だな
2011年10月19日 (水曜日)
昨夜の帰り道は、涼しくて気持ちよかったな。佃公園を通りかかる際に聞こえていた虫の鳴き声もすっかり静かになって、秋も深まったという感じの趣だ。
今年はぐずぐずと暑い日が続いたが、もうそろそろ終わりかな。北海道は一足早く、もう冬の装いだというし。
特に、朝晩ともに徒歩で通っている僕にとって、この涼しさというのは、とても嬉しい。片道、3Kmほどの距離なのだが、もうこれで汗臭くならなくて済みそうだ。
昨日は、いろいろと書きたい出来事もあったのだが、まだ公にできないことばかりなので、日記も少し控えめに。
あ、水は1リットルくらいしか飲めなかったのだが、代わりに黒ホッピーを1リットルくらい飲んで補った。・・・はて。補ったことになるのやら(笑)。
では、本日も早めに行って来ます!
水を1日に2リットル飲むのだ!
2011年10月18日 (火曜日)
最近、ちょっと不規則な生活が続いたせいか、なにやら体調に異変を感じつつある。
いかんいかん。
この異変は、いまからちょうど3年前に味わったことのある異変なのだ。
そう、古くからの日記読者の皆さんであれば、ご存じであろう。
何を隠そう、僕は「尿管結石」の病気持ちなのである。実は昨年も、人知れず救急病院に運ばれていた。
この病気、一度かかると再発しやすいらしい。今年も、先週のなかばくらいから、いやあな感覚が襲ってきていた。
そこで、手元にはいつも水を置いている。
石を蹴散らすには、1日に2リットルの水を飲むことが望ましいということなのだ。
よし、がんばって飲もう。尿管結石なんか、鬼は外!なのだ。
では、きょうはいつもより早めに(日記は短めに)行って来ます!
20Km走った週末
2011年10月17日 (月曜日)
この週末は、土曜日と日曜日とで、合計20Kmを走破した。
11月13日に開催される岐阜県の「いびがわマラソン」に出場することになっており、そのトレーニングを兼ねてのことだ。
7月~8月は、週5回は走っていたのだが、9月以降、なかなか走れずにいた。
最近は生活も不規則になったり、週末は夜遅くまで(朝早くまで)飲むことも増えてしまい、ちょっとヤバいなあ…と思っていた。
マラソン大会(ハーフだけど)への出場まで、あと4週間。
よし!
ということで、土曜日と日曜日は、それぞれ10Km走ることを目標にしたのだった。
10kmの長距離を走るのは、2月上旬の神奈川マラソン本番(ハーフの21.0975Km)のとき以来。
さぞかし苦労するかと思いきや、案外、楽に走りきることが出来た。
まあ、一日目は途中コンビニでポカリを買って、ベンチでひと休みしたりして、ずいぶんのんびりしたランニングだったんだけど(苦笑)。
でも二日目の昨日は、かなりストイックに走ったつもりだ。1Kmを6分のペースで走れたので、ハーフマラソンでは2時間ちょいの記録が期待できるかもしれない。
やっぱり夏場の練習が、よかったのかな……。
ともあれ、あと4週間。無理しないように体調を万全に持っていこう。
一緒に走る予定の強敵オヤジライバル=ヤマダさんとシモゾノさんにも負けるわけにはいかない(といっても二人は僕より5歳若いので、1歳につき10分、つまり50分のハンディを勝手につけさせてもらおう、イヒヒ)。
あ、そうだ。
そういえば、ランニング効果を試す機会がもうひとつ。
今週末は、一年ぶりの人間ドックなのだ。
今年は夏場のランニングのおかげで、良い数値が出るような気がしている。
そう、僕がランニングをやり始めたのは昨年のいまごろ。人間ドックのドクターとの会話がきっかけだったのだ。
ドクターは、「体脂肪を減らそうと思うんだったら、週3回、一回あたり20分は走らないと駄目ですねぇ…」と、毎朝のウォーキングで満足していた僕にダメだしをしたのだった。
そんなわけで、11月13日のマラソン大会では2時間20分以内でのゴールを目指し、今週末の人間ドックでは、体脂肪の対前年比10%以上の削減を目指すのだ!!
第一回目の職学校LIVEだった日
2011年10月14日 (金曜日)
昨日は夕方5時から、パフの代表的なイベント「職学校LIVE」が開催された。今年、第一回目だ。
代表的なイベントと書いたが、イベントで「職学校」の名前が復活したのは久々だった。
企業5社の人事担当者が登場するパネルディスカッションと、この人事の方々との交流(直接質問会)を中心としたイベントなのだが、この形式で最初に開催したのは、西暦2002年だったと記憶している。
その後、イベント担当者によって、いろいろな名前が付けられたのだが、今年はまた原点にもどって、「職学校」という名前になったのだ。
現在パフが運営するサイトが「職学校Web」なので、落ち着くところに落ち着いたということかな。
それにしても第一回目の「職学校LIVE」。開催寸前までヒヤヒヤものだった。
定員が最大で50名(30名~40名が適正規模)なのだが、なんと一週間前の申し込み人数は、その1割の5名のみ。
これじゃ、学生の数よりも社会人の数の方が多くなってしまい、イベントが成立しない。
そこで先週末から、猛烈な呼びこみが始まった。
パフの社員、インターン、アルバイト、それから出向者たちまでもが休日(先日の3連休)に会社にやってきて、学生への案内電話をかけたのだ。
この夏のリレー講座に参加していた学生だけでも200人程度いるのだが、パフのスタッフたちは、一人ひとりに丁寧な電話をかけていた。「友だちにもぜひ教えてあげてくださいね♪」という口コミの広がりを期待してのお願いも行なっていた。
こういった呼びこみが功を奏した。Facebookなどのソーシャルメディアでも口コミが広がっていった。
結果的に、昨日の参加申込み者数は50名弱。たった数日で10倍になったのだ。
しかも、申し込んでくれた学生諸君は100%近い出席率。ドタキャンがほとんどいなかった。スタッフたちは30名程度の来場を想定していたのでバタバタしてしまったが、予想外の大人数で嬉しい悲鳴だった。
イベントの内容も非常に充実。学生も、企業も、我々パフのスタッフも、全体がひとつにまとまった、とてもよい空気に包まれたイベントだった。
昨日の参加企業は、アイア株式会社、エスビー食品株式会社、NKSJシステムズ株式会社、 三菱電機ビルテクノサービス株式会社、リンテック株式会社の5社。もちろん全社とも、職サークル協賛企業なのだが、この協賛企業の人事担当者の皆さんがまた、凄かった。
僕がパネルディスカッションのファシリテータを務めたのだが、例によっての無茶振り進行。しかも速いテンポで矢継ぎ早に質問を繰り出した。にもかかわらず、皆さん、すごく的を射た(学生にとっても分かりやすい)回答をしてくださった。
後半のコミュニケーションタイム(10名程度5グループに分かれての近距離質問会)も、学生からの活発な質問が途切れることなく続き、本当に熱く、かつ温かい空気が、会場を包み込んだ。
この「職学校LIVE」、第二回目は11月2日(水)、第三回目は12月7日(水)。年明けも番外編がいくつか計画されている。二回目以降は、予約状況も好調のようだ。
学生諸君にはパフのこの代表的なイベント、ぜひ一度は参加してもらいたい。
さて、あっというまの週末。本日は、熟考の日である。溜まった課題を一気に片付けることにしよう。
そして明日からは、秒読み態勢となった「岐阜いびがわマラソン」に向けての本格的トレーニングを開始しなければ。
では、そろそろ行って来ます!
頑固オヤジのメルマガを転載する(4)
2011年10月13日 (木曜日)
例によって、頑固オヤジのメルマガを転載してみる。
書きながら「こんな“上から文体”やオヤジ臭い説教で本当にいいんだろうか」、「学生は読んでくれているのだろうか」、「言いたいことは伝わっているんだろうか…」と、不安になりつつ書いているのだが、さて実際にはどうなんでしょうね。
ということで、以下、昨日発行のメルマガコラム。「釘さん日記」読者の皆様も読んでみてください。
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負けるな! そして、弱い者いじめをするな!
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おい、みんな元気か? 頑固オヤジの釘さんだ。
今週からこのメルマガが届き始めた奴。俺が誰だか分からんだろうから、ま
ずはこれを読んでくれ。
⇒ http://puff.weblogs.jp/message04/2011/07/vol3.html
お前は、小さい頃、喧嘩したことがあるか?
俺は弱いくせに、よく喧嘩したぞ。いや、喧嘩と呼べないような「いじめ」
に、よくあっていたぞ。
そして、よく泣きながら家に帰っていた。
悔しかったぞ。悲しかったぞ。辛かったぞ。
いつか強くなって、俺よりも体の大きないじめっ子たちを、思いっきり殴り
飛ばしてやりたかったぞ。
☆☆☆
俺は、中学校に入ってすぐに、柔道部に入部した。柔道部に入ればきっと強
くなると思ったんだな。
柔道部では、毎日きつい練習が続いた。先輩からの理不尽なシゴキもたくさ
ん受けた。数十人いた新入部員の半分以上が1カ月くらいで退部していった。
でも俺は辞めなかった。新入部員の中ではいちばん弱かったんだけど辞めな
かった。歯を食いしばって、キツイ練習にも、理不尽なシゴキにも耐えた。
そして気がつけば、ひ弱だった俺も、多少は強くなった。自分よりも体の大
きな奴と組みあっても、(柔道部以外の奴であれば)負ける気はしなかった。
でも、不思議なもんだな。
喧嘩しようなんていう気が少しも起きなかった。喧嘩を吹っ掛けてくる奴も
いなかった。
柔道部に入ってキツイ練習に耐えたことで、自分に自信がついたんだな。周
囲も、そんな俺を見て、泣き虫だった小学生時代とは違うことを察知したん
だな、きっと。
☆☆☆
俺は、(自分で言うのもなんだが)わりと勉強ができるほうだった。クラス
の出来の悪い連中に、算数や国語や英語をよくを教えていた。自慢じゃない
が、先生の教え方よりも俺の教え方の方が、格段にうまいと思った。
俺が通っていたのは田舎の中学校だったので、頭の悪い奴は、本当にどうし
ようもなく頭が悪かった。日本語の読み書きすら怪しい奴もいた。
でも、俺はそういう奴らが好きだった。とても仲が良かった。勉強を教える
ことで優越感を得ていただけかもしれないが、それだけでもなかったと思う。
弱かったころの俺を、俺自身が助けているような、そんな気持ちになってい
たんだと思う。「負けるな!負けるな!負けるな!」と、自分自身に言い聞
かせるような気持ちで、勉強を教えていたように思う。
☆☆☆
なんだかきょうは、俺の自慢話を書いてしまったが、俺はお前たちに言いた
いことがある。
辛くても、きつくても、負けるな。
人生には予期せぬ修羅場や落とし穴がたくさんある。俺の小学生のころのよ
うに、お前はこれからの人生の中で、誰かに殴られて泣きながら家に帰るこ
ともあるだろう。
でも翌日には、昨日引き返した道を堂々と胸を張って歩いて行け。そして、
お前を殴った奴を、しっかりと睨みつけろ。
☆☆☆
これからの就職活動もそうだし、社会に入ってからも、うまくいかないこと
は山ほどあるだろう。たくさんの失敗をするだろう。挫折したり、心が折れ
そうになることも、一度や二度ではないはずだ。
でも、負けるな。どんなときでも、負けるな。
「負ける」というのは、「あきらめる」ということであり、「逃げ出す」と
いうことだ。
あきらめずに歯を食いしばって前を向いていれば、きっといつか勝てるとき
が来る。いつか強くなるときがくる。
もしお前があきらめて逃げ出したならば、勝つときはもう二度と訪れないだ
ろう。
本当にきつかったら休んでも構わない。誰かに教えを請うてもいい。助けを
求めることがあってもいい。
だから、負けるな。あきらめるな。逃げ出すな。
☆☆☆
そして、お前がいつか強くなって勝てるようになったら、今度は弱い奴の味
方になってくれ。間違っても、弱い者いじめをするような強者になってはい
けない。
本当に強い奴は、誰にでも優しくなれる奴だからな。
「負けるな!」
「弱い者いじめをするな!」
きょうお前たちに、セットで伝えたかったことだ。
じゃ、また来週な!
落選通知をもらってしまった
2011年10月12日 (水曜日)
落選通知というのは、いざもらってみると、なかなか虚しく悲しいものだ。
「誠に残念ながら今回はご意向に沿えない結果となりました。」
という、東京マラソン財団事務局からの簡素なメール。
くー。
「お祈りメール」(不合格通知)をもらった学生の気分だ。
自分は運がいいので、当選するはず、と思っていたのだが、運はもっと別のところで使いなさい、ということなのだろう、きっと。
この落選通知のメールの後段に気になる記述があった。
なお、10万円以上寄付をいただいた方(個人のみ、法人は除く)の中でご希望の方には、チャリティ活動をアピールしていただくことを目的に、東京マラソンにチャリティランナー(フルマラソンのみ・先着3000名まで)としてご参加いただくことが可能です。
なに?10万円寄付すれば出場できる?
そうか。マラソンも金持ちのスポーツになってしまったのか……。
いやいや、そんなことでヒガんではいけない(苦笑)。
まずは、目の前の(11月13日に開催される)岐阜いびがわマラソンに集中しよう。
といいつつ、このところ生活が不規則になってしまい、練習が出来ていない。
今週末から気合いを入れていこう。
あと1ヶ月なのだ!