パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

昨日は、日本のHR業界、特に人材の教育研修事業や人材や組織のアセスメント事業の最大級の功労者である、大沢武志さん(リクルート元専務取締役であり人事測定研究所の創業者兼初代社長)の『お別れの会』に参加してきた。

僕が初めて大沢さんにお会いしたのが、僕が大学三年生のとき。銀座本社ビルの応接室に招いてくださり、「仕事はどうですか?大変でしょう(笑)」と、リクルート神田営業所でアルバイトを始めたばかりの僕のことを優しくねぎらってくださった。
次にお会いしたのが、僕がちがう会社でアセスメント事業の担当者として同業者の懇談会に出席したとき。僕のことを覚えてくださっていたのがとても嬉しかった。
そして次の再会が、パフ創業のとき。お花と大きな紙の裁断機を会社設立のお祝いとして頂戴した。設立パーティーにもご臨席いただき、お祝いの言葉も頂戴した。裁断機は以来10年以上使い続けている。
最近ではFacebook。「友達」になっていただき交流させていただいていた。最後のやりとりが今年の1月28日。大沢さんの77回めの誕生日のことだった。「おかげさまで元気に過ごしいています。ご活躍うれしくうかがっています」というお返事をいただいた。僕にとっては雲の上のような存在である大沢さんからそんなメッセージを頂戴し、光栄の極みだった。

昨日のお別れの会では、リクルート前社長の柏木さん、創業者の江副さんと森村さん、そして僕の兄(広光氏)が弔辞を読み上げていた。兄の弔辞には愛弟子としての愛が言葉の隅々まで感じられ、思わずもらい泣きしてしまった。

考えてみたら、大沢さんがいなければ今の僕もいなかったかもしれない。

偉大なるHR業界の最大級の功労者、大沢武志さんのご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。