パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

名古屋の同業者であり、ハーフマラソンの好敵手(?)でもある名大社の山田社長のブログに、江上剛氏が書いた「55歳からのフルマラソン」という書籍のことが紹介されていた。

昨日、僕もこの本を仕入れて読んでみた。僕にとってはとても面白い(共感できる)本だった。

江上剛氏のことは、2年前の日本振興銀行のゴタゴタの際に、「巻き込まれちゃって可哀想だなあ」と、他人事ながら新聞記事を読みながら同情していたことを覚えている。

その江上氏が、あのゴタゴタの最中にフルマラソンに挑戦していたとは驚きである。

いや、挑戦していたからこそ、あの魑魅魍魎が跋扈する状態の中で鬱にもならず、自殺に追い込まれることもなく、なんとか切り抜けることができたんだということがわかり、感銘を受けた。

江上氏は身長は僕とほぼ同じ。でも氏のマラソンを始める前の体重は85kg超で胴囲は100cm。脂肪もコレステロールも尿酸値も高水準。僕を上回る完全なるメタボ体質だった。

そんな状態から隣人に誘われるままにマラソンを始め、週3回、朝5時からの10kmランニングを開始する。そして半年後にはフルマラソンにチャレンジして完走している。しかもタイムは4時間半。本人は半死状態だったと言っているが、こりゃメチャクチャすごいことだ。

あのゴタゴタのなかで不正に塗れた(自殺に追い込まれた役員もいる)銀行の後始末をしながら、週3回の早朝10kmランを続けていたこと自体すごいこと。我を振り返り、恥ずかしくなると同時に「俺にもやれるかもしれない」という勇気を与えられた。

実は先々週に風邪をひいてしまって以来、僕の朝ランは中断したまんま。頭痛と鼻水が治まらないことを理由に再開できずにいる。

そんな矢先の、この本との出会い。

まだ練習も再開できていないくせに、フルマラソンに挑戦してみたくなってきた。

時を同じくして、出版社で漫画編集者を務める知人(大学の後輩で先日拓郎を一緒に歌ったMさん)も、50歳を目前にしてフルマラソンに挑戦するということを聞き、ますます挑戦意欲を掻き立てられたり。

でも、急いては事をし損じる。

今年の秋は予定通りハーフマラソンにしよう。そして来年フルマラソンに挑戦することにしよう。

体調が戻り次第、朝ランも再開だ。

いままで朝ランは3km程度だったが、もう少し早起きして5km~10kmくらい走ってみようか。

さあ、たいへんだ。

ここで宣言したからには、ホントにやらねば(笑)。

本日はまだ体調不完全で会社までのウォーキングだけど、気分は走っているつもりで行ってきます!