寸劇「流星」が完成。登場人物を公開しよう!
2012年7月2日 (月曜日)
ここのところ寸劇の話題が続いている。
脚本は、時間さえあれば書けるというものではないのが難しいところだ。
金曜日の未明に神は確かに降りてきたのだが、神の思し召しのままに書いてしまうと長時間のスペシャルドラマになってしまうことに気がついた。どうやって話をまとめて締めくくろうか、という新たな悩みに突入した。
土曜日はまる一日、大学3年生向けのイベントに夜8時半まで参加していたのだが、頭の片隅には、いつも寸劇のことがあった。そしてぼんやり締めくくりの構想が固まった。
土曜日の夜、イベント終了後すぐに帰宅して猛烈に書きはじめた。と、思ったら昼間の疲れからいつのまにか机に突っ伏して寝てしまっていた。原稿には訳の分からない文字の羅列が書き込まれていた(汗)。
そして、日曜日の朝から再度書き直し。
まさに一心不乱に書いた。そして、すべてを書き終えたのが午後2時ころ。
いやあ今回の寸劇には苦しんだ。いや、いつも苦しんでいるんだけど、やっぱり年齢とともに想像力が乏しくなったのかな。
もっとたくさん遊ばないといけないのかもしれない。映画やドラマや小説や日常の遊びから得られるヒントはいっぱいあるのだ。
さて、では本日はその寸劇に登場する人物を全公開しよう。
※下記はあくまで役名であり、役者さんの実名ではないことをあらかじめお断わりしておきます(笑)。
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<大野コンピュータ株式会社>
●鮎川礼子:2011年入社の新入社員。会社の大改革を行おうとしている下薗社長の誠実さと志の高さに惹かれて入社した。入社三か月後にいきなり採用責任者に抜擢されたのだが……。
●下薗社長:大野コンピュータの業績を立て直すべく、妻とその父である創業者から三顧の礼で迎えられた社長。前職の中堅商社では人望厚く次期社長の呼び声も高かった。若者たちへの熱い思いを持っている。
●竹村専務:大野コンピュータの古株。会社を発展させてきた功労者なのだが、年齢とともに保守的となり過去の成功体験でしかものごとを考えられなくなっている。後任の社長に自分ではなく下薗がついたことも面白くない。下薗の失脚を密かに画策している。
●伊藤部長:取引銀行から転籍してきた人事部長。「僕がいた銀行では」とか「この会社はダメだね」とか「いまどきの若い奴は…」が口ぐせ。自社のことを評論家的な視点でしか見ることができない。若者を前に出そうとする下薗社長の組織改革には表向きは賛成しておきながら陰で阻止しようとしている。
●土田先輩:鮎川の4つ上の先輩社員。旧採用プロジェクトの一員で鮎川の新人教育も担当した。実は鮎川のことが好きで、営業の現場に戻った後も鮎川のことをいつも気にかけている
<ツバメキャリア社>
●採用コンサルタント柳原:採用コンサルタントと言いながら、自社メディアの利用しか顧客に提案しない。学生を小馬鹿にしており、どうすれば学生を騙せるかということを前提に考えている嫌な奴。
<下薗家>
●下薗あや:旧姓、大野あや。大野コンピュータ創業者の娘。社長令嬢であることを隠して、下薗が勤務していた中堅商社で働いていた。仕事一途で独身だった40男の下薗に一目ぼれして、あやの方から猛烈にプロポーズ。15歳の年の差をものともせずにゴールインした。小柄で若く見えるが、実は30歳過ぎ。
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あとは水曜日(4日)のリハーサル。そして翌木曜日(5日)の本番を待つのみ。僕は遅筆脚本家から鬼監督に変貌を遂げる予定だ。
役者の皆さん、がんばってくださいね!
さて、寸劇の脚本に苦しんでいるあいだにパフの第16期が終了。本日から第17期がスタートする。パフ・ザ・マジックドラゴンの飛翔の一年にしていきたい。
あ、そうだ。週末にもうひとつ大きな出来事があったんだけど、それはまた今度。
では、第17期スタートの日。行ってきます!