パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

内助の功

2013年5月2日 (木曜日)

昨日は、16時から渋谷のホテルで教育界の「大物」との打ち合わせ。現在制作を進めている「職サークル会報誌」に登場してもらうべくご協力をご依頼したところ、二つ返事でご快諾いただいたのだ。

ホントに大物なので、僕一人では荷が重いと思い、パフのコミュニケーション・ディレクターの役割を担ってもらっている「片ピー」さん(広告業界の実力者)にも同席してもらった。

その片ピーさんのおかげもあり、いろんな楽しい話が飛び出した。そして、びっくりするような「対談企画」も飛び出してきたり。どんな内容になるのかは、開けてびっくり玉手箱。会報誌は6月下旬ころの発行なので、乞うご期待なのである。

昨日はその後、同じく渋谷の料理屋で、大学向けのキャリア関連の仕事をしているコンサルタントのSさんと情報交換を兼ねた食事会。

Sさんは現在では、北海道、関東、関西のいくつもの大学でキャリア教育にとどまらず、大学の経営改革にまで取り組んでいるすごい人。そのSさんと知り合ったのは、Sさんが独立して間もない12年前。僕も創業して3~4年目のころ。昨日は、その頃の裏話もSさんから聞かせていただいた。

Sさんは新卒で入社した会社の採用担当者を5年間ほど務めたのち独立したのだが、最初の2年間はまったく食えなかったのだそうだ。1年目の年収はわずか60万円だったという。貯金がどんどん少なくなっていき、あと数カ月すれば完全に底をつく状況だったという。

まだ小さかったお子さんもいたSさんは、奥さんに「さすがにこのまま続けるのはもう無理だ。どこかの会社に再就職しようと思う」と、観念して相談したのだそうだ。すると奥さんは「せっかくここまでやったんだから、貯金残高がゼロになるまでやったらいいじゃない。いざとなったら私が働きに出ればいいんだから、なんとかなるわよ」と、言ってくれたのだそうだ。

その数カ月後、Sさんの実力を評価してくれた某団体から千万円クラスの大きな仕事が舞い込み、そこから現在に至るまで、順調に仕事が広がり続け、いまでは押しも押されぬ名コンサルタント。稼ぎは(推定だが)僕なんかの数倍はある。現在、テレビの某ニュース番組がSさんを追いかけており、この夏にはちょっとしたドキュメンタリーとして放映されるくらいまでビッグになっているのだ。

「あのときの女房の、あのひとことがなかったら今の僕はないんです。ホントすごい嫁です。感謝してます。頭が上がりません…」と仰るSさんがまたカッコよかったのだ^^。

いやあ、昨夜はいい話を聞いた。忘れてしまってはもったいないので、日記に書きとどめた次第である。

 

さて、本日は京都会議の続編が、神田駿河台界隈でお昼前から行なわれる。そして午後は、パフのメンバーを交えた企画会議。これからが面白くなりそうだ。

雨もそろそろ回復して晴れてきそうだな。では天気に先行して晴れやかに行ってきます!