「孤独経営者の会」初会合だった日
2014年3月7日 (金曜日)
昨夜はKKK(孤独経営者の会。読み方は、けっけっけっ?)と名付けられた会の初会合の日だった。
会合といっても、会員はいまのところ僕の他には1名だけ。某大手財閥系化学メーカーの人事担当者だったIさんだ。
Iさんは6年前に一念発起し起業した。当時36歳だったIさんだが、起業したと聞いてビックリしたものだ。起業した僕が言うのもヘンだが、超大企業で要職に就いていたIさんが、そのポジションを捨てて裸一貫で何の保証もない険しい道を選択するとは思ってもいなかったのだ。
Iさんは化学メーカー在職中、僕との接点はほとんどなく、たまにお会いした時に挨拶する程度の関係だった。グローバル人材(主には外国人)や技術系人材の採用に特化した事業を行なっているのだが、起業後もお会いする機会がほとんどなかった。
しかし、Iさんのビジネスは時代の流れを上手につかんで急拡大している。中国、インド、韓国、台湾、ベトナム、シンガポール、香港、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、バングラデシュ、カンボジア、スリランカ、そして最近ではイギリスにも進出しながら、企業のグローバル展開を人材面からサポートしているのだ。
昨年の秋、とある会合で一緒になり、そこでIさんの近況を詳しく知ることとなった。年齢や事業領域は少し異なるとはいえ、とても近いものを感じた。
その後もメールのやり取りなどを通じて、小さな会社の経営者ならではの共通の課題や悩みがあることも分かった。年明け、「じゃあ今度、孤独な経営者同士いっしょに飲みましょうか(笑)」ということになったのだった。
まあ、ネーミングの是非はともかく、このKKKの会合はとても有意義だった。神楽坂に昔からあるお寿司屋さんの2階の一室。悪代官と越後屋との密談のような雰囲気で行なわれたのだが(苦笑)、互いに新たな発見もあった。Iさんの会社とは今まで正式な提携関係にはなかったのだが、これからは一緒に組んでいこうということにもなった。
昨夜は、「歴史が作られた夜だったね」と、7年後あたりに振り返ることになるような気がする。
さて、本日の夜の会合も、とても珍しい組み合わせの会合だ。こちらは、ちょっと日記に書ける内容ではないのだが、明日は日記を書く日ではないので(土曜日なので)ちょうど良かった(;^ω^)。
では、ぼちぼち準備をして行ってきます!