パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

とても低姿勢なお客様

2014年10月16日 (木曜日)

昨日は、今年から本格的なお取引が始まった某社の採用部門の皆様との定例ミーティングの日。

いつもは先方の採用部門の方々と、パフのコンサルティング担当者たちだけが行うミーティングなのだが、昨日は先方の採用部門の責任者だけでなく、戦略人事部門のトップ(役員)と教育部門の責任者も同席されるとのことだったので、僕も最初から最後まで(ランチも含めると5時間近く)同席させていただくことにした。

毎度のことだが、この会社の皆様方の腰の低さには本当に感心させられる。というより、それを通り越して感動させられる。採用部門の方々だけでなく、人事部門トップも教育責任者も、みなさんともに驚くほどに低姿勢なのだ。

お客様は仕事を発注する側で我々は仕事を受注する側。本来的には対等であるべきはずの関係なのだが、現実のビジネス社会では、なかなかそうはいかない。

やはりお金を出す発注側のほうが優越的な立場にあり、ともすれば(そんなつもりはなくても)横柄な態度に陥りがち。そして受注する側は、へりくだりすぎて、ともすれば卑屈になってしまうこともある。

でも、昨日の某社にはそんな態度が微塵も感じられない。表面的な態度ではなく、心の底からの謙虚さや我々に対する感謝の気持ちが滲み出ている。

ずいぶんと年下であるパフの担当者に対して、「本当にいつもありがとうございます。面倒なことばっかりお願いして本当にすみません」と、役員が先頭を切って頭を下げてくださる。

そのことを意気に感じた我々は、より受注した仕事を頑張ることになる。効率の名のもとに、手を抜くなんてことはあり得ない。結果としてお客様は、発注した金額以上の価値ある成果物を受け取ることになる(だろう)。理想的な、発注側と受注側の関係だ。

いろんなビジネスの形はあると思うのだけれど、昨日のようなお客様との関係を持てる仕事を、もっともっと増やしていけたらと思う。

さて、本格的な秋。ではそろそろお仕事をしに行ってきます!