パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

パフの年末年始休暇は12月29日から1月3日までの6日間。

これは就業規則で定めている休暇でもあり、よほどのことがない限り増やすことはない(もちろん減らすこともない)。

ただ、前年は12月29日が月曜日で1月4日が日曜日だったため、年末年始は12月27日(土)から1月4日(日)までの9連休だった。

そのせいか、今年の年末年始休暇はずいぶんと短く感じた社員たちも多いようだし一部からは不満も聞こえてきた。

「6連休もあるのに短いとは何事だ!」と言いたいところだが、当の僕自身も短く感じているので文句が言えた筋合いでもないかな(苦笑)。

 

で、僕はこの6日間、何をしていたか。

1月1日の元日以外は、ほぼすべての時間を大掃除に費やしていた。

これほど自分の家の仕事に長い時間を費やしたのは、おそらく15年ぶりくらい(15年前、いまのマンションに引っ越したとき以来)だと思う。

 

休みの初日、12月29日(火)は家の窓拭き。

我が家はマンションの角部屋なので、狭いマンションの割には窓の数が多い。これを隅から隅まで3度拭きした。

窓拭きというのは人の根っこの性格が出る(と自分で拭いていて思った)。

ズボラな人なら1度拭きで済ませてしまうだろう。標準的な人でも2度拭きまでだろう。

ところが僕は、なぜか3度拭き。ちょっとした小さな曇りが許せなくなった。「神は細部に宿るのだ!」などと心の中で呟きながら、窓拭きに一日中、時間を費やしたのだった。

これ、多くの人は意外に思うかもしれないが、案外僕は凝り性で、キレイ好きだったりするのだ。

・・・あ、でも夕方からは窓拭きに飽きて映画(StarWars)を観に行っちゃったんですけどね(笑)。

 

そして12月30日(水)と31日(木)。そして1月2日(土)と3日(日)は、引っ越し大作戦である。

僕はいままで四畳半の洋間を書斎兼寝室として使っていた。我が家でいちばん日当たりの悪い部屋で、日中でも電気を点けないと本も読めないような部屋だ。

で、その部屋を「わたしが使いたい!」と、娘が数週間前に言い出した。

娘の部屋は6畳の洋間なのだが、物置部屋になっていて殆ど使われていなかった。気分転換を図りたいのか、僕の部屋との交換を申し出てきたのだった。

僕にとっても渡りに船だ。要らない本や荷物を整理したいと前々から思っていた。そしてテレビも自分専用の大きな画面のものに買い替えたいと思っていた。

で、思いっきりいろんなものを捨てた。

物置部屋と化していた娘の部屋からは、使っていない机や椅子やテーブルなどを粗大ごみとしてマンションの一階に運び出した。

本はもったいないので、汚れの少ない雑誌以外の単行本はブックオフに売ることにした。とても運べる分量ではないので出張引取りサービスをお願いした。

その数、約200冊。

この15年間、ほとんど捨てることもなく溜め込んでいたので、そのくらいの冊数になっても不思議じゃないが、よくもまあ、あの狭い部屋にこれだけの本が入っていたものだと思う。

他にも大昔のアルバムやら手紙やら卒業文集やらLPレコードやら、いろんなものが出てきた。掃除や片付けをしている時間よりも、思いで迷子になってる時間のほうが長かったかも(笑)。

 

傑作だったのは、大学生の時のサークルの集合似顔絵と、卒業写真の僕の顔。

2015oosouji_zoo

僕が団長を務めていたころの人形劇団の集合似顔絵。

 

卒業写真の顔はあまりに可笑しかったので、ウケ狙いでFacebookのプロフィール写真として掲載してみた。

2015oosouji_kugi

大学の卒業アルバムから切り取り。1983年9月(僕が22歳のころ)に撮影したものだと思われます。

 

掲載直後からの予想以上の反響にビックリポンだった(笑)。

 

で、引っ越し大作戦。32インチのテレビを買ったり、押入れの奥で埃を被っていたレコードプレーヤーやVHSレコーダーを復活させたり。重低音のスピーカーを取り付けたり。僕の書斎は、隣の部屋への引っ越しによって快適に生まれ変わったのだった。

2015oosouji2

 

 

それにしても、自分の環境を変えるということのなんと楽しいことか。思い切って(いままで捨てられないと思っていたものを)捨てることの、なんと清々しいことか。

なんだか気持ちいい年末年始休暇だったのである。粗大ごみを抱えて階段を何往復も上り下りしたおかげで強度の筋トレにもなったし(笑)。

 

さて、ということで本日はこれより仕事始め。パフにとっては第19期の下半期スタートの日である。

新年第一回目の「あさが来た」を観たのち、正月気分を一掃しながらのウォーキングで行ってきます!