パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

じじい同士のツーショット

2016年9月27日 (火曜日)

中学生時代、とても仲が悪かった奴がいる。中学校を卒業して、縁が切れたと思ってせいせいしていた。

が、なぜか高校二年生の終わりくらいから高校を卒業するまでの一年間、同じ下宿で暮らすことになってしまった。

高校を卒業して僕は東京で浪人生活。奴は地元(大分)で浪人生活。やっと縁が切れたと思ってホッとしていた。

が、なぜか奴は突然東京にやってきて僕の4畳半のアパートで居候し始めた。

翌年、二人とも大学に無事入学。奴は立教の野球部に。僕は明学の人形劇団。今度こそまったく縁のない世界での暮らしになった…と思って安心していたら、奴はしばしば僕の下宿に現れては冷蔵庫を漁っていた。

就職するときも、結婚するときも、子供が生まれたときも、僕が会社を創ったときも、奴が転職して社長になったときも、僕のライブのときも、互いの親が死んだときも、チューリップのコンサートを観に行ったときも、そして奴が転職コンサルタントになった今でも、気が付けばずっと傍にいる。40数年前、仲が悪くて一日も早く縁を切りたかった奴なのに不思議なものだ。

なんと奴には今年、孫が生まれた。14歳の小僧が今では爺さんだ。

昨夜予定されていた打ち合わせが(電車のトラブルで)急きょ流れて、僕の時間がポッカリ空いてしまった。

奴でも誘ってみるか…と思い連絡したら、「いま東京駅にいるからタクシーですぐ行くよ」と言って、20分後には茅場町に現れた。

以下は、「そういえばお前とはツーショットの写真を撮ったことなかったな。いつ死んでもいいように撮っとくか」と言って撮った写真。

watanabe20160926

 

友達というのは何歳になってもありがたいものだ。

この付き合いは、お互い糞ジジイになってからも続いていくことだろうね(笑)。

 

さて、本日も午後からは学生との面談、そして夜は100×10チャレンジのホームルームだ。若者と過ごす時間も大切に。では朝食後、行ってきます!