ハロウィーンだけど東京国際映画祭
2016年10月31日 (月曜日)
僕らが若いころにはハロウィーンなんてものはなかった。いや、その名前や存在は知っていたが、仮装パーティーを開くなんていう風習はなかった。
たぶん僕ら世代の多くがハロウィーンと聞いて思い出すのがユーミンの歌(りんごのにおいと風の国)だろう。アルバム『OLIVE 』B面のいちばん最後に収録されていた。
このアルバムのリリースが1979年。友人からアルバムを借りてカセットテープにダビングさせてもらい、それこそテープが擦り切れるくらい毎日聞いていた。
♪ハーロウィーン りんごのにおいと風の国へ急ぎます
という最後のフレーズがいまでもあたまにこだまする。とても寂しく切ない歌だった。
あれから35年以上経って、ハロウィーンがここまで盛大で賑やかなイベントになるだなんて思ってもいなかった。
昨日の日曜日は、僕が住んでいる月島のような下町でも、仮装した若者や親子連れが商店街を練り歩いていた。
で、僕はハロウィーンで賑わう月島を脱出して六本木に向かった。
目的はこれ。
東京国際映画祭である。
映画は好きだけど、こういう映画祭を観に行ったのは初めてだった。
観た映画はこれ。
「ゲキ×シネ」っていうやつで、演劇と映画を掛け合わせたもの。
娘から誘われるままに、たいして期待もせずに観たのだが、これがなかなか面白かった。3時間超の大作なのだが、あっというまに終わった。睡魔も全く襲ってこなかった。
一般公開は来年の春らしいが、これは見もの。また映画館にも足を運ぶことにしよう。
できれば演劇のほうを観てみたいのだが、もうやらないらしい。演劇はライブだからなあ。それが演劇のいいところだけれど。
そういえば、オオオカ(パフの社員ね)の演劇が、明後日から下北沢で始まるらしい。観に行ってやるかな(笑)。
では、ハロウィーンの10月最後の日、仮装ナシの行進で行ってきます!