パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

昨夜は、18時半~21時までの2時間半、パフの執務室の上のフロア(職サークル面談ルーム)で「つきしま村塾」が開催された。学生が4名、パフの社員が2名(新入社員のアクネとイシカワ)、社会人が2名(元企業人事のハセガワさんとクリエイターのキハラさん)、そして僕の計9名が参加した。

面談室にブルーシートを敷いて、真ん中に一升瓶&缶ビール&おつまみを置いて、それを囲んで、飲みながら食べながらひとつのことをテーマにしながら皆で語り合う。ただそれだけのイベント。それが「つきしま村塾」だ。

昨夜のテーマは「成長できる仕事とは?」。参加者それぞれが考える「成長」が語られていった。正解があるわけではない。あるのは人それぞれの考えだけ。それを引っ張り出して、ぶつけ合って、今までは考えもしなかった新しい何かを生み出す。その過程が実に面白いのだ。

この「つきしま村塾」。第一回目の開催は、2001年1月10日だったようだ。先ほど、自分の過去の物語(自転車操業物語)を引っ張り出して確認した。どうやってこのイベントが生まれたのか、それを知る社員も少なくなってしまったので、以下、この物語を抜粋して(一部編集しながら)再掲することにしよう。

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2001年1月10日。この日、ちょっと風変わりなイベントがパフのセミナールームで開かれた。

その名は“つきしま村(そん)塾”。

なに、それ?

と、普通の人なら思うだろう。変な名前である。

これは、松下村塾(しょうかそんじゅく)から、もじって取った名前だ。

普通のイベントや就職講座では集まらないような、ましてや就職課などには絶対顔を出さないような、ちょっと生意気でも、とびきり熱くて優秀な人材。

そんな人材は、いったいどうすれば集まるんだろう……。悶々と考えていた。

身近な例で言うと、R社の人事担当役員であるMさんのような人材(注、Mさんというのは、現Jリーグチェアマンの村井満さんのことです)。

ちょっと茫洋としているけれど、『人』のことを語らせると、ムチャクチャ熱い。

就職活動のことなんて、あんまり考えていない。

就職活動への興味よりも、「社会に出る」ということそのものに関心がある。自分のことよりも、世の中のこと。今日のことよりも、明日のことに興味がある。

そんな価値観を持った学生に会いたかった。

そして思いついたのが、この“つきしま村塾”であった。

この“つきしま村塾”の精神を高らかにうたえば、きっと世の中を変えうる人材が大勢集まる、と思った。

告知用のホームページも作った。『松下村塾』を彷彿とさせるような、レトロ調のセピア色した画面デザインである。

そして、2001年1月10日。“つきしま村塾”は厳かに、開始されたのであった。

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まあ要するに、パフ自身の新卒採用のために始めた塾なのだ。

「普通の就活生でなく、こういったコンセプトやスタイルのイベントに(当時はもんじゃ屋しかなかった川向うの月島まで)わざわざやって来る若者こそパフの求める人材なのである」という仮説に基づいて始めたのが「つきしま村塾」だったのだ。

ということで、たぶんこれからも続いていくことになるであろう「つきしま村塾」。シューカツっていうのに違和感を持っている学生の皆さん、どうぞお越しください!

詳細はこちらから ⇒ https://www.puff.co.jp/lp/tsukishima/

 

さて、本日はかなり忙しそう。夕方には、久々に「あの人」がセミナー講師としてパフに訪れることになってるし。

詳しくは明日の日記で書くことにしましょう。

では、そろそろ朝食&まんぷく後、行ってきます!