映画評論家ではないけれど……。
2019年3月11日 (月曜日)
月に一度は映画館に足を運んでいる。
今年に入ってからも三作を観ている。1月は「こんな夜更けにバナナかよ」。2月は「七つの会議」と「ファースト・マン」を観た。
それぞれ味のある、いい映画だった。ひとつ難点があるとすれば映画の作品ではなく映画館。
僕は昨年からTOHOシネマズの会員になっている。一昨年末から住み始めた自宅から歩いて20分くらい(自転車だと10分足らず)のところにTOHOシネマズ 日本橋があるからだ。
しかし、このTOHOシネマズ 日本橋、1月下旬より突然営業中止となってしまった。館内設備に不具合が見つかったとのことで。
おかげで今年に入ってからは、電車に乗って遠くの劇場まで足を延ばさなければならなくなってしまった。
が、このほどやっと営業再開したとのこと。これは行かねばなりますまい。
ということで昨日は朝食後、愛車(ブリジストンの電動アシスト自転車)に乗って、颯爽と日本橋まで繰り出した。
観た映画はこれ。
予備知識が何もないままに観始めた。分かっていたのは、黒人ピアニストと白人ドライバー兼用心棒の道中記だということくらい。
それなのに、あんなに感動するとは。そして、うっかり笑ったり、涙もちょっと流したり、おまけに今朝の日記のネタにしてしまうとは……。
ラストシーンでは主人公の奥さんに「やられた!」と、悔しくも感動的で心温まる嬉しさと幸福感を味わうことになる。
さらに帰り道では、ケンタッキー・フライド・チキンを久々に食べてみたくもなる。
さらにさらに50年くらい昔にタイムトラベルして、あの人に抒情的な手紙を書きたくなってしまう(笑)。
この映画、ぜひご同輩の皆さんに観てほしいですね。そして語り合いたいですね。
僕が人に勧めるような映画は、10年以上前の「三丁目の夕日AlWAYS」以来かもしれない。
「ボヘミアンラプソディー」も「カメラを止めるな」も「万引き家族」も、いい映画だったし感動もした。でも他人に観に行ってほしい、とまでは言わなかったと思う。
しかしながらこの「グリーンブック」は観てほしい。フライドチキンや、ピザや、ハンバーガーを食べながら、そしてピアノを弾きながら、語り合いたい。僕がピアノをちょっとばかし齧り始めたから余計にそう思うのか?
ということで、来年はショパンにも挑戦してみたくなった釘さんでした(#^^#)。
さてさて、いよいよ大詰め。今週はカップ麺誕生なるのかな?こちらも皆さんにお勧めしたいまんぷく後、行ってきます!