傷だらけのマカロニがエメラルドの伝説となってしまった。
2019年3月29日 (金曜日)
昨夜の突然の訃報「萩原健一さん死去68歳」にはショックを受けた。
僕らが小学校2年生の頃。世の中はグループサウンズが大流行していた。タイガースのジュリー(沢田研二)とテンプターズのショーケン(萩原健一)が人気を2分していたのだが、僕が好きだったのはショーケンだった。特に大好きだったのは「エメラルドの伝説」。明星や平凡の歌本を片手に、いつもショーケンの真似をして歌っていた。
僕らが小学校6年生の頃。金曜日の夕食後はみんな、テレビの前に齧りついていた。「太陽にほえろ!」を観るためだ。ショーケン演じるマカロニ刑事の破天荒な活躍ぶりや、石原裕次郎演じるボスや、山さん、ゴリさん、長さん、殿下とのやりとりは最高に面白かった。あ、それから関根恵子(今は高橋惠子)演じるシンコとの絡みも印象深い。
僕らが中学校3年生の頃。大分県では夕方に放映されていたドラマ「傷だらけの天使」を放課後、友達の家に籠ってインスタントラーメンを食べながら観ていた。おさむ(ショーケン)が新聞紙をナプキン代わりに胸にあてて、トマトやコンビーフにむしゃぶりつき、牛乳で豪快に流し込むオープニングが大好きだった。あきら(水谷豊)が「アーニキー」と言ってショーケンの後ろを金魚の糞のようについて回るシーンも印象深い。
またひとつの時代が終わってしまった。今度の日曜日はYoutubeとかで古い動画を漁って、昔のショーケンを偲ぶことにしよう。
ショーケンに合掌。
では、おさむやマカロニ刑事もきっとたくさん食べたであろうまんぷくヌードル(カップヌードル)を発明した萬平さんを観てから行ってきます!