茶会に招かれた日
2019年11月12日 (火曜日)
昨日は川越に本社のある某社の社長と会長(創業者)のお招きで、茶会に参加してきました。
川越駅からタクシーで10分ほどのところに、某社会長が8年前に2年がかりで建設した茶室があります。
写真を撮ることすら憚られる、荘厳な雰囲気の建物です。
庭石も含めてすべての資材は京都から取り寄せ、この道では著名な方の設計・監修によって建てられたものなのだそうです。
招かれたのは僕を含めて3名。そして社長と会長と某社社員の方の計5名が茶室に入りました。
お茶をたててくださる(亭主っていうらしい)のは、会長の奥様と社長のお姉さま。席に着くと作法のことやお部屋の説明などを知らせていただきます。
田舎育ちで茶の湯、茶道というものにまったく触れてこなかった僕は、「へー、へー、へー」と感心しまくりです。
まずはお茶の前に和菓子が出てきました。
桜色の上品なお餅と餡子のお菓子です。この食べ方にも作法があるらしいことはあとから知りました…。
そしていよいよお茶をたてていただきます。
無作法にも写真を撮ってしまいました💦。さすがに撮った写真はこれだけです。
いろんな説明をしていただきましたが、緊張のあまりほぼ忘れてしまいました((+_+))。
お茶は奇麗な緑色。ふわふわ泡立っています。
時代劇などで茶碗をくるっと回しているシーンを見かけると思うのですが、あれは茶碗の正面を外して飲むためにやるらしいです。
そしてお茶は3口くらいで飲み干すのが正しいらしいですね。
もちろんそんな細かい作法は僕は知らず、ズルズルと何回にも分けて飲んでしまいましたが、あとから聞いて、「へー、へー、へー」とただただ感心するばかりでした(苦笑)。
あ、それでもお茶はとても雅やかで美味しかったです。
この茶室での会は30分ほど。
あとは別室で、お酒と食事をふるまっていただきました。その別室にも、何百年以上も前(奈良時代、鎌倉時代、室町時代など)の美術品や陶芸品が展示されており、いつもの宴会とはまったく違った趣です。
もうスマホで写真なんて撮ることすら忘れてしまいました。
織田信長や豊臣秀吉といった天下人は茶の湯などの文化に造詣が深く、また政治にも利用していたと言います。
僕も天下を治めるために茶道を少しやってみましょうか。いやいや、足がしびれてしまってたぶんダメですね。やっぱり酒道だけにしておきます(笑)。
ともあれ、社長、会長、奥様、お姉様、昨日はお招きいただきまして、ありがとうございました。たいへん緊張しましたが貴重な体験をさせていただきました。
さて、実はいま、僕が携わっている数少ない仕事のうちのひとつがトラブっています。来週いっぱいが勝負かな。なんとか打開策を講じなければです。
では、朝食&スカーレット後、まじめな仕事モードで行ってきます!