パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

昨日から始まった大相撲春場所(大阪場所)をテレビで見ていました。

そう、史上初の無観客開催。どんな状況なのか確かめてみたかったのです。

カメラアングルはいつもと同じで、広い場内の中央に土俵があります。でも、いつもは満員のはずの場内には人ひとりいません。桟敷席にも升席にも正面にも向こう正面にも。

呼び出しの声がシーンとした場内に鳴り響きます。行司の「ノコったノコった」の声も鮮明に聞こえてきます。

取組が始まっても勝負が決まっても歓声は一切ありません。アナウンサーの落ち着いた声が聞こえるのみ。いつもは毒を吐くことで有名な解説の(昭和の名横綱の)北の富士さんも元気がありません。

肝心の力士たちはどんな気持ちだったんでしょう。観客が誰もいないコンサート会場で歌っている自分を想像してしまいました。

今朝のスポーツ紙によると、八角理事長(元横綱の北勝海)は協会あいさつで、

「力士の四股は邪悪なものを土の下に押し込む力があると言われてきました。また横綱の土俵入りは五穀豊穣と世の中の平安を祈願するために行われてきました。世界中の方々に勇気や感動を与え、世の中に平安を呼び戻すことができるよう、15日間全力で努力する所存です」

と述べたそうです。立派な挨拶で感動しますね。

昔から3月の大阪場所は「荒れる春場所」と呼ばれていました。番付上位が下位に負ける波乱の取組が多いことを意味するのですが、今回の春場所もある意味「波乱」ではあります。

相撲に限らず、スポーツにはやっぱり観客の大きな声援が必要です。プロ野球もJリーグも、1日も早く大勢の観客が溢れるなかでの試合が再開されることを切望します。

実は先週末、春場所が行われる寸前の大阪に出張していたのですが、往復の新幹線はガラガラでした。僕が乗った車両には5人だけ……。混雑はイヤですが賑わいも大切。人よ早く戻ってこい!ですね。

 

さて、本日は遅ればせの3月度キックオフミーティングの日。パフの社員たちには賑わいを見せてほしいものです。

では、いつもどおり朝食&スカーレット後、行ってきます!