住吉神社のお神輿を見て、百恵ちゃんを観た日
2008年8月3日 (日曜日)
昨夜はU社長の結婚披露宴に出席の後、別件で深夜まで打ち合わせを行っていた。自宅に戻ったときにはすでに、空が白みかけていた。
そんなわけで、きょうは朝寝坊したかというと、予想に反してそうでもなかった。
理由が二つある。
ひとつめ、「暑い!!」から。 ふたつめ、「笛や太鼓や人々の歓声が鳴り響いていた」から。
僕の住む月島では、昨日から、3年に一度の住吉神社の御祭礼がとりおこなわれている。神輿がたくさん出ているのだ。朝早くから一日中、路地の隅々まで神輿が練り歩いている。こりゃ静かに眠れるはずがない。
朝食後、この暑さと大音声から逃れるために、毎度のジムに向かった。
部屋にいてじっとしてても暑くて(受け身の状態で)汗をかくのと、ジムに行って、自ら能動的に汗をかくのとでは、汗をかいた後の満足感がぜんぜん違う。もちろん能動的にかく汗のほうが好ましいわけだ。
満足な汗をかいたあと、再び、月島へ。商店街にはキッズだちが大勢集まっていた。またキッズ用に作られた特製のお神輿もある。子供のころからこうやってお神輿を担がせるのって、なかなか粋だよな。
神輿の見学はほどほどに、自宅に戻って、金曜日の夜に録画しておいたテレビドラマを観た。
昭和の歌謡界を支えてた偉大な作詞家、阿久悠の一周忌を記念して制作された「阿久悠物語」というドラマだ。
僕は1970年代の歌謡曲が大好き。フォークソングももちろん好きなのだが、歌謡曲もそれに負けないくらい大好きだ。というよりも、当時の僕は、フォークソングは歌謡曲の一部ととらえていた。その多くの(主だったヒット曲はほとんどといってもいいかもしれない)歌謡曲の作詞を、この阿久悠が手がけていた。
が、70年代最大のスター、山口百恵にだけは、阿久悠はなぜか詩を提供することができなかったという。そこらへんのエピソードや阿久悠の心情も描かれていたのだが、なかなか興味深かった。
それよりなにより、山口百恵のデビュー当時から引退間際までの映像がふんだんに使われていたのにはびっくりしたし、感動した。山口百恵が引退してすでに28年が経過する。中学・高校の頃の僕にとって、山口百恵というのは、ものすごく大きな存在だった。いまでもたまに夢に見るくらいだ。
そんな山口百恵とその歌声を、VTRとはいえ、視聴できたことをすごく幸せに感じた日曜日の昼下がりであった。 ひょっとして、今夜また山口百恵が夢に出てくるかも♪