体重の削減を宣言する日
2008年6月22日 (日曜日)
この数週間、実はとても忙しかった(この読者のみなさんには信じられないかもしれませんが、笑)。
忙しいといっても、机の前にかじり付いての仕事だけではない。
夜、お酒を飲んだり、食事をしたりしながらの仕事も含まれる。いや、どちらかといえば、後者の仕事のほうが多いし、後者の仕事のほうが確実に体力を消耗する。
いや、体力を消耗するだけならまだいい。カラダに余分な脂肪が蓄積されてしまい、これがまたカラダを重たくして、非常にシンドイ。
金曜日の夜、金沢の出張から帰ってきてホッとしたのか、猛烈にダルさが表に出てきてしまった。
こりゃいかん。いまのうちになんとかせにゃ!
そう思って、この週末、土曜日と日曜日の二日間連続で、ジムに通った。
土曜日の朝、ジムで体重を計ってみた。なんとっ!!72Kgもあった。
ちょっと前までは(5月上旬くらいかな?)、70Kgちょうどだったのに、2か月足らずで2Kgの増加である。そりゃだるいはずだ。学生の頃のベスト体重は60Kg だったので、12Kgもオーバーしていることになる。
相当な危機感の下、いつもは自転車を漕ぐだけなのだが、この日はランニングマシンでひたすら走った。
隣をふと見ると、60歳を優に超えていると思われるお爺ちゃん(というにはまだ失礼かな?)が、ハイペースで走っている。
「よし、このお爺ちゃんがベンチマークだ。最低でも、このお爺ちゃんが走り続ける限り、俺も走り続けるぞっ」
10分、20分、30分。なんとお爺ちゃんは、まったくペースを落とすこともなく、黙々と走り続ける。
「おい、いったいこのお爺ちゃん、いつまで走り続ける気だ? 死んじゃうんじゃないか?」
死にそうなのは、実はこっちであった。
40分、50分、60分が経過した。お爺ちゃんは、やっとマシンのスピードを下げ始め、そしてやっとマシンを降りた。
僕もすぐにマシンを止めて降りた。同時に全身から汗が噴き出した。シャツもパンツも噴き出す汗でぐっちょぐちょになった。
しかし、不思議な爽快感。この数週間で溜まりに溜まった、脂肪やらアルコールやらが、全部体外に排出されたような気がした。スーパー爺ちゃんに感謝である。
味をしめた僕は、翌、日曜日(つまり本日)も、大雨のなか、夕方からジムに行った。
あの爺ちゃんはいなかったものの、黙々と1時間、走り続けた。
そして!
風呂に入る前、体重計に恐る恐る乗ってみた。
69.75Kg!!!
なんと、たったの2日間で、2Kg以上も体重が減ったのである。しかも、この日記を書いているいま現在(夜中の10時過ぎ)、とてもカラダが軽い。気のせいかもしれないが、でもホントに軽いのだ。しかも、鏡で自分の顔をみると、ちょっと引き締まって見える。
こりゃすごい。
ということで、急きょ目標を定めた。
7月末までに、体重を65Kgまでもっていく。しかも食事制限することなしに。ビールもいままで通り飲む。夜のお付き合いもいままでどおり。
要するに、週末の土曜日と日曜日に、きちんと汗をかけばいいわけだ。
7月末まで、土・日があと5回ある。つまり1回の土・日で、1Kg減らせばいいわけだ。
うん。これは楽勝だな(悦)。
と、書きながら大きな矛盾と落とし穴があることに気がついたが、もはや先に書いたことを書き直すのも男らしくない。
7月末までに、体重を65Kgに!!
CO2の削減よりも難しい課題に取り組むことにする。
…と、いま実はすごく後悔しています。7月末までに賢明なる読者のみなさんが、きょうの日記のことを忘れていることを切に望みます(苦笑)。