パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

名前を決める。

2017年5月18日 (木曜日)

子供の名前はもちろんのこと、会社(組織)の名前や商品の名前をつけるのは、なかなか骨が折れる。

「名は体を表す」というけれど、いったん名前を付けられたならば、それがずーっと(改名すれば別だけど)ついて回る。その名前が内外に及ぼす影響というのは存外に大きい。

なので、なかなか慎重になってしまう。「うーんうーん」「ああでもないこうでもない」「画数はどうだ運勢はどうだ」などといって悩む。

しかしいったん命名されたならば、そいつは名付け親をすぐに離れて、独り歩きし始める。名前の通り、すくすくと育っていくこともあれば、名前負けしてしまうこともあるだろう。僕の名前は「清秀」というのだが、果たして「清く優秀」に育ってきたのだろうか(笑)。

僕はサラリーマン時代、自社商品の名前をいくつか考え、決めたことがある。たとえば20数年前に企画開発し、自分で名前まで付けたとある商品があるのだが、ロングセラー商品となっており、今でもその名前のまま(しかも昔の仕様のまま)販売されている。これは生みの親として嬉しい限りである。

20年前に付けた「パフ」という社名も、決めたのは一瞬だが、この名前に辿り着くまでには相当な時間を要し悩んだ。

パフが17年前に自社開発した「PNC」という内定者フォローのためのコミュニティーシステムがあるのだが、これは当時入社したばかりの新卒一期生たちとの会議の中で、僕がエイヤーで決めてしまった。(P)パフ(N)内定者(C)コミュニティーシステム。なんの捻りも深みもない名前だったのだが、お客様や市場には定着しているし、社員の皆も愛着を持って接している(と思いたいw)。

・・・と、なんでこんなことを書いたのかというと、一昨日と昨日、立て続けに二つの名前を考えて決めたからだ。

一昨日は、この夏に設立する社団法人の名前。昨日は、今秋リリース予定の新商品の名前だ。

両方の名前とも、関係者たちとの会議の席上で決めた。なかなか素晴らしい名前で、すごく気に入っている。

ここで発表してしまいたいのだが、登記申請や商標登録をする前なので、ぐっと我慢。せっかく、うんうん唸って決めたのに、マネされたり(先に商標登録されたりして)妨害されたりしたら悲しいですからね。

でも、名前が決まって一安心。なんだか一歩も二歩も前進した気がする。

あ、そうそう。もう一つ名前を決めなきゃいけないものがある。こちらは関係者が大勢いるので、下手に会議なんか開いていたら何日あっても決まらないので、僕が今月中に独断で決めようと思っている。

ネーミングって、たいへんだけど楽しいですね。

では本日も、ピアノ練習&向島電機・乙女寮の少女たちを応援した後に、行ってきます!