帰ってきた暑苦しい男
2018年4月4日 (水曜日)
いまからちょうど6年前(2012年3月30日)に「暑苦しい男」というタイトルの日記を書いていた。
この暑苦しい男と出会ったのは、さらに6年さかのぼる2006年の秋だったのだが、僕は彼のことをこんなふうに書いている。
===
ノブという暑苦しい男がいる。
最初に会ったのは彼が大学四年生のとき。もう六年前のことだ。
「クギサキさんが絶対気にいる男なので、ぜひ会ってみてください」と、かつて一度もそんなことを言ったことのなかったヨシカワが、珍しく熱くなりながら僕にそう言うものだから、半信半疑ながら会うことにした。
『どうせ、“俺はできるぜ”というオーラを出しまくっている自信満々の勘違い学生だろう』と、正直たいして期待していなかった。
しかし、会って10分もしないうちに僕は彼と意気投合し、おまけに思わず寿司までご馳走してしまい、別れるときには固い握手をしながら、「こいつとは一生付き合いたい」と思ってしまった。
なぜか。
説明するのも面倒なくらい暑苦しい男だったからだ。
(中略)
不思議な奴だ。ノブと話していると、つい釣られて、こちらも熱くなってくる。
でも、こういう若者がこれからの日本企業には必要だ。
たくさんいたら、それはそれで迷惑なのだが、10人にひとりくらいは、こういう暑苦しい男であってほしい。
===
なるほど(笑)。
で、この暑苦しい男ノブが6年ぶりに日本に帰ってきた。
彼は某総合商社に2007年に入社し、日本で5年勤務したのちタイ(バンコク)に飛んだ。タイで3年間勤務の後、カンボジア(プノンペン)勤務となってさらに3年を過ごしていた。この6年間、異国の地でたくさんの挑戦をしてきたのだという。
海外勤務は自分で希望してのことだったらしいのだが「もういいかげんアイツを日本に呼び戻せ」ということで、この4月から東京本社に戻ってくることになったのだ。
先日の彼のFacebookへの投稿でそれを知った僕は「で、いつ飲む?」というたった5文字の書き込みをしたところ、昨日の早朝突然「今夜はどうですか?」という連絡が入ったのだった。相変わらず暑苦しい奴だ(笑)。
茅場町の焼き鳥屋で自撮りツーショット(‘_’)
それにしても嬉しいね。
12年前の学生時代の付き合いがこうやって続いている(帰国後すぐに会いに来てくれた)こともそうだけど、その昔、僕が見込んだ以上に(暑苦しさを超えて)逞しい男に成長していたことが何より嬉しい。
ということでノブ、昨日は帰国早々(東京本社への着任早々)疲れていただろうに、わざわざ茅場町まで来てくれてありがとう!
次は九段下のパフ新事務所で会おう。昭和のカラオケスナックが近所にあるので、朝まで熱く歌いまくろうな(*^^)v
あ、記念に昨晩の写真を(暑苦しくてムサイ写真ばかりだけど)何点かアップしておきましょう。
さて、本日は午後から福岡に飛ぶ。
今夜は、別の意味で暑苦しい男とちょっと涼しい女と一緒に飲む予定。そして明日の夜は、本当に熱い地元の経営者と飲む予定だ。
いや、昼間はちゃんと仕事もしますけど(笑)。
では、2泊3日の出張準備をしてから行ってきます!