リレー講座「ニッポンの若者に会わせたい…」第六回目だった日
2011年9月14日 (水曜日)
昨日は、リレー講座 「ニッポンの若者に会わせたい一流の社会人」の第6回目。
昨日の講師は、株式会社オプトの創業者であり社長である、鉢嶺登さん。
オプトは、いまや毎年数万人の応募者を集める、いわゆる“人気企業”になっているのだが、僕のなかのオプトは、鉢嶺さんと数名の仲間たちで旗揚げしたばかりの頃の超ベンチャー企業、オプトである。
昨日の日記でも書いたが、僕が鉢嶺さんと出会ったのがそのころ(いまから16年前の1995年)だったので、やはりそのイメージが強いのはしょうがない。
しかし、従業員数500名超、売上高は(今期の予想では)600億円を超える、ネット広告業界での最大手企業が現在のオプトの真の姿なのである。
昨日の講演では、このオプトを創業し育て上げた鉢嶺さんが、「成功する人材の7つの条件」を中心に、若者たちに社会で「働くこと」について語ってくれた。
鉢嶺さんの語り口は、極めて穏やかで優しい。いわゆる若いベンチャー起業家にみられるようなギトギト感や、ギラギラ感や、独善性といったものがまったくない。昔からそうだった。僕の中にある28歳のころの鉢嶺青年と現在の(44歳の)鉢嶺さん。本質的には何も変わっていないと思った。それがやけに嬉しかった。
学生は、そんな穏やかで優しい語り口の鉢嶺さんの中にある、情熱とタフネスさを、きちんと感じとってくれたようだ。質問も活発に飛び出し、とても良質な時間と空気が流れていった。
昨日もリンクで紹介したが、僕が5年ほど前に書いたこれ。ぜひ昨日参加した学生諸君を中心に読んでほしい。鉢嶺さんの人間性がよりよく分かると思う。⇒ 『釘さんの素晴らしき100の出会い』<第77話> 「求人サイト『登龍門』で出会った人々(その7)」
鉢嶺さん、昨日は本当にありがとうございました!
昨夜は講座が終わった後、このオプトの人事(主に採用・教育・組織制度など)責任者である「金ちゃん」といっしょに飲んだ。
金ちゃんはいまから11年前にパフを通じてオプトに応募した地方出身の(昔の)大学生。だから金ちゃんは、部長になったいまでも、僕の中では「学生」なのである。昨夜は久々に語り合えて楽しかったな。
しかし、おかげで帰り道、うっかり「歩き過ごして」しまった……。なんと道を間違えて、普段なら30分で帰宅できるところを、昨夜は一時間もかかってしまったのだった(苦笑)。
さて、昨夜歩き過ぎた分、きょうはちょっと楽して電車で行こうかな。早朝会議もあることだし。
では、そろそろ行って来ます!