パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

やった!!

完走したぞ。

神奈川マラソン。ハーフ。21.0975Km。

生まれて初めての体験。自分の体力を完全に上回る挑戦。

僕は、走ることにかけては、小さなころから劣等生。しかも半端ないほどの徹底した劣等生だった。

中学生のころは180人の生徒中、たぶん一番のノロマだったと思う。

そんな僕でも。しかも、50歳を超えてしまった僕でも、完走することが出来た。

人間やればできる。できるレベルをきちんと自己理解し、超えるべきレベルを設定することでやれるのだ。

傍から見れば無謀なチャレンジでも、自分自身で達成の根拠を持つことが大事なのだ。

そして、ギリギリが大事。

達成できるかどうか分からない、(いや、一見できそうもない)ギリギリのところに目標を設定するのが肝要なのかもしれない。

僕のことをよく知っている人はハラハラしたと思うが、なにはともあれ完走しました。

ご声援、どうもありがとうございました!!

※詳細なランニングコースと1Kmごとの記録は、以下のURLをご覧ください。

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.@walkmeter でランニングを完了, 神奈川ハーフマラソン ルート上, 時間 2:22:06, 21.37 km, マップ: http://j.mp/ifIieT, 平均 6:39

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応援してくださった皆々様に感謝です。

さて、明日の朝、ちゃんと手足が動いていることをお祈りすることにしよう。

 

振り返ってみると1月20日以降、土曜日と日曜日も含めて、毎日のように公式な(アルコールも入るような)行事があり、休みが取れていなかった。この間、早朝ランニングを行なったのは2回だけ。一方で連日の宴会続きで、脂肪分が相当に蓄積されてしまった。

これではいかんと思い、(大会前日なのに)昨日は朝から走りに出た。

やっぱりきつかったな。最初の1Kmくらいで、もう歩きたくなった(実際歩いた)。

あかん。完全にカラダがなまっている。

でも、(全部で5Km強走ったんだけど)後半の2Kmは、なかなかいいペースで走れたような気がする。

 

・・・さて。

泣いても笑っても、本日が大会本番である。生まれて初めてのマラソン大会への出場なのである。

僕は子供のころから走るのが大の苦手。かけっこはクラスで(いや学年でも)いちばんビリっケツだった。昔の友だちに会うと「え、おまえがマラソン走るの!?」と一様にビックリする。そりゃそうだ。自分でもビックリしてるくらいだから。

でも、こういう(自分にとっては)無謀なことにチャレンジするのは嫌いではない。心配な半面、なんだかウキウキするのだから不思議なものだ。

大会の場所は、JR根岸線の磯子駅から200M くらいのところにある。海岸線をウロチョロするようだ。

果たして完走できるのか。制限時間内に間に合うのか。タカタに勝てるのか。翌日ちゃんと歩けるのか……。

不安と興味は尽きないな(苦笑)。

スタートは、午前11時半。

そうそう。iPhoneに、途中経過(走行距離や時間など)をTwitterに自動投稿するアプリをインストールしたので、気になる人は @kugisaki をどうぞご覧ください。5Km走行するごとに投稿されるはずです(途中棄権で一回も投稿されなかったりして…、汗)。

では、結果は今夜か明日の日記にて!

パフから徒歩1分のところにあるS社。毎年この時期、内定者(2ヶ月後の新入社員)向けに講話を行なっている。

今年もまた、その日がやってきた。

昨日は、午後2時過ぎから4時半まで。S社の内定者の皆さん、それから人事の皆さんと、約2時間半の時を過ごした。

毎年の講話の内容は、「うまれよ塾」をS社向けにアレンジしたもの。現在、採用担当者となっている入社2年目(もうすぐ3年目)のOさんも、内定者だったころに僕の講話を聴いている。

小一時間の講話のあと、グループワークが30分。内定者がグループワークをやっている最中、僕は暇なので、会議室の隅っこでお茶を飲んでいた。

すると、僕のところに採用担当者のOさんが、「少しお話させていただいてもいいですか?」とやってきた。

しばしの時間、Oさんとの雑談。

僕が内定者に話していたキャリア論(スタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱している「プランドハプンスタンスセオリー」を元にしたもの)や、僕自身のキャリアや起業のときのエピソードに関心をもってくださったようだ。

確かに入社3年目というと、仕事や会社のことがだいぶ分かってきて、自分自身の今後のキャリアについて色々と想いを巡らせる時期かもしれない。

ほんの15分くらいの短い時間だったが、Oさんに多少のアドバイスをさせてもらった。

ひょっとしたら、若手社員向けのうまれよ塾(講話&キャリア相談会)を実施したら、案外評判になるかも、なんて思ったりした。

キャリアには、これっていう正解はないのだが、自分にとってのよりよいキャリアは、目の前の仕事をポジティブに、柔軟に、我慢強く継続することで築き上げられていくものだ。

そしてあるとき、絶好の機会が偶然訪れる。その機会を逃さず、思いきったチャレンジをすることで、一段上のステージに登ることが出来る。

偶然を、自分の力で自分のものにする。リクルート創業者の江副さんが仰っていたように、「自ら機会を創りだし、機会によって自らを変える」。キャリアとは、そんなものなのだと思う。

とはいえ、若いころは、焦らず、慌てず、じっくりと。自分に課せられた役割を全うし、目の前の仕事を日々レベルアップしていくことが、何より大切なのだと思う。

うん。キャリアとは奥深いものだ。

パフの唄ですべった日

2011年2月3日 (木曜日)

一昨日、昨日と2日連続で、人事(採用&教育)担当者様向けの講演会が、HRプロさんの主催で開催された。パフはこの講演会に友情協賛。二日目(昨日)は講演の機会もいただいた。

一昨日の講演では、慶應義塾大学の高橋俊介先生と、UPU(後にウィルソンラーニングと合併)の元社長であり現ワークス・ジャパン会長の吉澤潔さん。昨日の講演では、リクルートワークス研究所の大久保幸夫さんなど、この業界の中での有名人たちが登壇された。

僕も、高橋さんや吉澤さんや大久保さんと、(控室や懇親会の場で)それぞれ1対1でお話をさせていただいた。吉澤さんとは以前から面識があるので「どうもー、ご無沙汰しております!」という会話から始まったのだが、高橋さんと大久保さんとは、(直接面と向かってお話しするのは)初めてのこと。しかしながら、僕の兄のことをお二人はよく知っていたので、「こいついったい何者だ?」という警戒感を持たれることもなく(笑)、率直なお話をいろいろとさせていただいた。

皆さんの講演でのお話も、もちろん有意義なものであったのは間違いないが、もっとも有意義で共感し勉強になったのは、控室や懇親会での「裏の話」。

そうなのだ。学生諸君も、オフィシャルな会社説明会だけでは、本当のことは分からない。大切な情報というのは、裏側に隠れている。その情報は自分で工夫して苦労して考えながら取りに行かないと、手に入れることはできないんだよね。ましてや、「検索」なんかじゃ絶対手に入らないのだ。

そうそう、皆さんと話をしていて嬉しかったのは、パフがずっと昔から主張していたことと同じ考えを持っていたこと。

たとえば、

・エントリーシートなんかやめちまえ。

・「10年後なにがやりたいですか?」とか「志望動機はなんですか?当社は第一希望ですか?」なんて聞くな。

・早期化是正(規制)では問題は解決しない。状況をさらに悪化させるだけ。そもそも規制はダメ。

・ターゲティング(採用する大学や学生の学力レベルを特定すること)や、学生との早期接触や採用を、ギャーギャー責めるのはおかしい。

・就職と採用の問題をよく分かっていない(でも世間に影響力のある)人たちが、いい加減なことを世論にしてしまっているのは、とてもマズイ。

などなど(上の表現は僕のものです)。

ところで、僕の講演であるが、

採用担当者への提言「いまこそ“顔の見える採用”を」~新卒者採用が、若者の将来への希望を奪うものであってはならない~

というテーマで話をさせてもらった。

我々採用の現場にいるものが、若者と正面から向きあって「育てる」視点を持とうよ、という内容だ。ま、要するに、「職サークル」の宣伝講演だったわけだけど…。

そして、講演開始寸前まで迷っていたのだが、「やらずに後悔するより、やって後悔しよう」という精神でやってしまった……。「パフ」を歌ってしまったのだ。100名以上の人事担当者のまえで。大半は知らないひとたちだったのだけれど。

結果。

いやー、すべった(苦笑)。

講演も時間配分を誤ってしまったし。でも反省はしても、後悔はしていない。さらに精進して次の機会に臨もう。

反省といえば、昨日の講演会でドタキャンしている約20%~30%の人事担当者には、強く反省してもらわなければならないな。そんな大人たちの存在が、若者たちの成長を阻んでいるということを、我々は自戒しなければならない。

さて、本日は2月度のキックオフミーティング。パフも自戒しなければならないことがテンコ盛りである。

では、そろそろ行って来ます!

 

いまパフではインターンを募集している。定員は2名。仕事は営業。最初のうちは、いわゆるテレクリ(電話で営業訪問の約束を取り付けること)1000本ノック。社会の厳しさを実感させ、社会人としての言葉づかい、会話術を身につけさせ、達成感を味あわせるには、恰好の仕事なのだ。

パフに会員登録しているすべての若者(既卒も4年生も低学年も含む)たちに向けて、メールを徐々に配信しはじめた(全員に送信が完了するのは明日かな?)。

そして昨夜、きまぐれで、以下の内容をtwitterでつぶやいてみた。

僕が直接指導するインターン生(仕事はド営業)2名を募集中。きつく叱る。なんでなんでと詰める。言い訳したらどつく。激しく結果を求める。報酬はわずか(たまに旨いものを食わす)。そんな無茶な就業体験をしたい方は「応募したい」と返してください。フォローしたうえでDMします。

するとビックリ。直後から僕をフォローしてくれる学生がどんどん現れた。30分くらいの間に10人くらいいたかな。

でも、実際に応募してくれる学生はまだゼロ。そりゃ上の「募集要項?」じゃ無理だよな。きつく叱って、言い訳したら、どついちゃうんだもんね。しかも報酬はわずかなんだから、よっぽどの物好きか、ドM系の男子からしか応募はないだろうと思う。社会人(企業の採用担当者や大学のキャリアセンター職員)からの冷やかし応募は相次いでるんだけど、そりゃいくらなんでもねぇ(苦笑)。

ということで、まじめな募集要項も下に掲載しておこう。

釘さん日記を読んでいる熱く打たれ強い学生諸君。ぜひ応募してくれたまえ。辛い仕事だけど、死にはしないので安心してください。

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  新卒採用の支援をビジネスとする、株式会社パフで

  自分を鍛えてみませんか?

        本気の長期インターン生 募集のお知らせ!

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 こんにちは。職サークル運営事務局(パフ)の釘崎です。

 

 ビジネスの現場で本当に通用するコミュニケーションスキルが身につく

 本気のインターン生を、パフ自身が募集します。

 

 仕事は、企業の人事担当者への営業の仕事。

 最初の数カ月は電話での商品・サービスの紹介を行ってもらいます。

 

 正直言って、かなり辛い仕事です。忍耐と根性が必要な仕事です。

 その仕事をしてもらうための勉強や練習もハードです。

 

 でも社会にでたときに、これほど役立つスキルはないでしょう。

 

 今まで、パフでのインターンを経験した皆さんは、その後、社会に出て

 大活躍している方々ばかりです。

 

 社会の厳しさ、仕事の辛さ。それらを体験して初めて実感することので

 きる、働く喜びと達成感。

 

 これらを経験したうえで、社会に羽ばたきたい方々の応募をお待ちして

 います。

 

 下記募集要項をご確認のうえ、ご応募ください。

 

 

【募集要項】━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 

 ・募集人数 2名

 

 ・勤 務 地 株式会社パフ 本社事務所

       (東京都中央区築地2丁目15番19号 ミレニアム築地9階)

 

 ・仕事内容 営業および営業アシスタント業務

       (最初の数カ月は企業向けの電話業務)

 

 ・応募資格 年齢、学年不問。既卒未就職の方も可。

       1日最低6時間、1週間のうち最低4日、

       合計30時間以上勤務可能な方

       

       電話オペレーション業務経験者、大歓迎。

       未経験者には基礎から研修をいたします。

 

 ・勤務期間 勤務開始より最低2カ月

 ・勤務時間 9時~18時のなかの勤務可能な時間帯

 ・休  日 土曜、日曜、国民の祝日

 ・報  酬 1日につき6千円を支給(交通費は全額別途支給)

 

 ・応募方法 電話またはメールにてご連絡ください。

       TEL:03-3547-5195 社長室宛(受付時間:平日9-18時のみ)

       Mailto:puffsaiyo@puff.co.jp

  

 ・選考方法 筆記試験ならびに面接(履歴書を持参のうえ)

 

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 ぜひこの機会を有効活用してください。

 お会いできることを楽しみにしております。

 

 

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 ※このメールは、職学校Webに会員登録してる方にお送りしております。

 ※退会や登録の変更を希望される方は、下記URLから手続きをして下さい。

   http://shokugakkou.com/front/profile/profile_top.html

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  ◆今回の「職サークル運営事務局からのご案内」は以上です。

  企画・運営:職サークル運営事務局  http://shokugakkou.com/

  編集   :長崎美香

 

  ※メールの転送は自由ですが、編集を施さず必ず原文を転送して下さい。

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150歳の同窓会だった日

2011年2月1日 (火曜日)

昨夜は中学時代の同級生たちとの新年会というか、ミニ同窓会を行なった。50歳の男が3人。合計150歳の同窓会だ。

きっかけは正月の同窓会だった。中学校を卒業して以来、どこで何をしているのか分からなかった同級生のJと35年ぶりに再会した。そのJは、僕もよく知っている(前職ではパイロットの採用にも関わったことのある)航空会社で、整備士をやっていたのだ。

Jは成田での勤務が長かったのだが、最近、羽田に異動になったのだという。「なんだ、おまえ、そんな近くにいたのか!ぜんぜん知らんかったぞ」。そんな会話が、正月の湯布院で、Jとなされた。しかし、大勢が参加していた正月の同窓会では、あまりゆっくり会話することもできず、東京で再度会おうということになっていたのだ。

そして昨夜。銀座の会社で働いている(正月には帰省することができなかった)悪友Wも誘って、一緒に同窓会を行なうことになったのだった。

35年もたつと忘れていることだらけなのだが、Jは、結構つまらないことをよく覚えていた。「へー、そんなことがあったんだなぁ」と感慨深くなったり。また、そのときは分からなかったことが、35年の歳月を経て、明らかになったりもした。まさに「20世紀少年」を地で行くような感じだった。

昔の友は永遠の友。旧友たちとの再会は、50年を頑張って生きてきたことの証しでもあるのだ。

昨日は日曜日だったんだけど、朝からネクタイを締めて出かけていった。

行き先は、なんと仙台。職サークル協賛企業のM社さんがスポンサーとなっての、学生向け就職応援イベントだったのだ。

イベントのテーマは、「仕事が出来る人とは?」。M社の名物採用責任者F部長とのパネルディスカッション形式でのセミナーだった。

「仕事のできる人とは?」を、出演者とともに議論した。M社のF部長のほかに、クリエイターのFさんもパネルディスカッションに加わった。F部長とFクリエイターと僕(K)との3人の対談。FFK対談だ。とても面白かった。学生にとっても為になる対談になったのではないかと思う。

帰りの新幹線でも「仕事が出来る人とは?」を議論。M社のF部長は仙台泊だったので、代わりに議論に加わったのはM社の営業担当であるパフのT君。FKT対談だ。先に「仕事の出来ない奴とは?」を議論してしまったので、自分のことを言われていると思ったT君は無口になってしまったが(笑)。

さて、月曜日。社員の「仕事の出来る化計画」を、どのように進めるか。悩みどころではあるが、やるしかないね。