うまれよ塾の日
2008年2月7日 (木曜日)
1999年から(つまり、まだ20世紀だった時代から!)行っている『うまれよ塾』 。パフが僕ひとりだった時代からずっとやり続けている就職講座だ。
今夜も18時~21時まで(個別相談まで含めると22時まで)、行っていた。
今夜は10名の学生諸君が集まってくれた。
みなそれぞれに、悩みや不安を抱えている。
気にしなくてもいいことを、気にしている。力を入れなくてもいいことに、力を入れている。エントリーシートの書き方に悩んでいる。面接での会話に悩んでいる。
そりゃそうだろう。生まれて初めての就職活動なのだから。いままで「カイシャ」という場所で働いたことがないのだから。
僕たち社会人が考える以上に、彼らは、未知の世界を前に、恐れを抱いているのだ。
だから、表面的なテクニックやハウツーに走りがちになってしまう。
「こうしたほうがよい」「ああしたほうがよい」。「こういうことを言ってはダメだ」「こう見せるとうまくいく」なんていう、くだらないマニュアル本の言いなりになってしまう。
挙句の果ては、自分を見失って、本来の自分の良さ(自分らしさ)を表現することができずに、不本意な結果に終わってしまう。目の前のカイシャが「本当に自分が活躍できそうなカイシャなのだろうか?」という視点を持つ前に、「どうやって内定を勝ち取ろうか」という視点で眺めてしまう。ひとつでも多くの内定を取ることが、就職活動のゴールとなってしまう。
これらの間違った考えを、少しでも取り払うことを、『うまれよ塾』では行っている。
きょう来てくれた10名の学生。少なからず理解してもらえたようだ。自分に自信を持ってくれたようだ。
『う・ま・れ・よ』の4つの文字で、世の中に、すがすがしくデビューしてほしい。