『パフLive in 福岡』だった日
2008年2月17日 (日曜日)
朝6時起床。シャワーを浴び、身支度をし、朝食をしっかり食べ、いざ出発。
日曜日だというのに、なんて健全な朝のスタートであろう。
そう、本日は、福岡でのパフLive(学生向け企業合同説明会)の日だったのだ。
場所は天神のエルガーラ。昨年から二年続けて、この会場で行っている。
朝、会場に向かう途中、雪が舞っていた。昨年もたしか、パフLiveの当日は、雪だった。福岡というのは、案外雪の多い都市なんだな。
パフのスタッフは、ヨシカワ、ムラカミ、タカタ、キムラの4名が、準備で朝早くから会場に駆けつけていた。
実はこの4人、昨日は大阪でパフLiveをやっており、終了後(つまり昨日の夜)、新幹線で大阪から博多に乗り込んできた。土曜、日曜の二日間、まるまる仕事ということで、ホントに“お疲れ様”な連中である。
この他にも、福岡の地元から4名の大学4年生を中心とした皆さんが臨時スタッフとして手伝ってくれた。
スムーズに準備も終え、午後1時、本番スタート。9社の出展企業の皆さんの、温かく熱心なブースでの説明のおかげで、いい雰囲気のうちにプログラムは進行していった。
途中、あらたな試みで、顔見世請負人(パフの営業担当者)による、企業紹介コーナーというのを行った。
普通なら、各企業の人事担当者が自社の説明をステージ上で1分間ずつ行うのだが、今回は、パフの営業担当者が人事担当者に成り代わって、自分の顧客である企業のプレゼンを行ったのだ。
思いつきの企画だったのだが、なかな面白かった。
さすが営業マン。それぞれの顧客企業の特徴をしっかりと把握しているものだ。感心させられた。
午後6時15分。すべてのプログラムが終了した。恒例の『末広がりの5本締め』で、締めた。
さあ、片付けに取り掛かろう、としたとき、ひとりの学生が僕のところにやってきた。
「釘崎さんの本を読んで、きょうのイベントに参加しました」と、その学生は言う。
「えっ? 僕の本って、あの黄色い表紙の本?」
びっくりした。その本は、6年も前に出版した本で、増刷をかけていないので、もうどこの本屋にもないはずなのだ。
「どこで手に入れたの?」
と聞いたところ、
「先輩から『いい本だから、おまえ読んでおけ』と譲り受けました」
とのことだった。
嬉しいではないか。僕の書いた本が、先輩から代々伝わっていたのだ。
さらに嬉しいことにその学生は、 「あ、あの、記念に握手してもらっていいですか?」と言うではないか。
いやあ、なんだか歌手デビューして、スターにでもなったような気分だ。もちろん、その学生と両手で固い握手を交わした。
そんなこんなで終了した本日の『パフLive in 福岡』。なかなか気持ちのいいイベントだった。来年もまた福岡で、ぜひ実施したいものだ。