高校時代の旧友が訪ねてくれた日
2008年6月9日 (月曜日)
僕が高校3年生のとき。文化祭で、全校生徒の前でギターを弾いて歌ったことは、いまだに僕にとって大切な思い出だ。
上の写真はそのときのもの。チューリップの『青春の影』を熱唱している。
この、僕にとっての初の「ひのき舞台」を用意してくれ、(写真にはうつっていないが)ステージの右手のほうでピアノの伴奏をしているのが、キクチという高校のときの同級生だ。
キクチは、天才ピアニストとして県内でも有名な奴だった。即興で、ジャズ、ボサノバ、フォーク、ロック、ブルースなどなど、なんでも自在にアレンジを施しながら演奏してしまう、スゴイ奴だった。
しかも、常に成績も上位で、東大にも行けるくらいのアタマの持ち主だった(実際にはドイツ語を学ぶため、東京外語大にストレートで進んでいる)。
音楽の才能もなく、成績も悪く、毎晩下宿で酒ばかり煽って、まともな通学すらしていなかった(1時間目の授業は、二日酔いでほとんど出席していなかった)どうしようもない“落ちこぼれ”の僕とは、そもそも住む世界が違う、超優秀な生徒だったわけだ。
そのキクチがなぜ僕といっしょにバンドをやろうと思ったのか……。
あ、そういえば、なぜなのかを、いままで聞いたことがなかった。なぜなんだろう???(笑)。
で、本題。
そのキクチが、きょう突然、パフを訪ねてくれた。
実はキクチとは、高校を卒業して以来、音信不通となってしまっていたのだが、僕がパフを創業して3年後くらいに(なので、今から7年ほど前に)再会したのだった。しかもキッカケは、僕が当時せっせと書いていた『パフの創業物語』がきっかけだった(キクチはこの物語にも登場している)。
7年前せっかく再会したのに、その後もまた音信不通が続いていたのだが、けさ突然、携帯に電話をかけて来てくれた。
聞くところによると、現在は千葉に住んでいるらしい。きょう日本橋方面に用事ができたので、その前後で、パフの事務所に寄ってもいいか?という電話だった。
月曜日は基本的には社内にいる僕にとって、実にタイミングのいい電話だった。
お昼過ぎに来てもらい、昼飯をいっしょに食べながら、近況を報告しあった。
彼は現在でも、音楽活動に精力的に取り組んでいる。千葉の地元(ご両親の実家)では、自治体とのコラボ音楽活動も行なっている。また、 「心の元気とポップピアノ」というタイトルで、著名な精神科医と一緒にトークライブを展開し、ストレスや心の病気で苦しんでいる人たちに向けてのライブ活動も展開している。さすがだ。
彼はMixiでも、メッセージを発信しているということだったので、僕もMixiに1年ぶりくらいにログインして検索して「お友達申請」をした。で、ついでに、この「釘さん日記」をMixiの僕のページからリンク設定してみた(早速Mixiから何件ものアクセスが来ている。Mixi恐るべし)。
それにしても、こうやって旧友が訪ねてくれるというのは、実に嬉しいものである。
僕が高校の文化祭で、舞台デビューしたのが、1978年の9月だった。つまり今年で30周年記念である(サザンと同じ?)。きょうは、その30周年記念に相応しい再会の日だったわけだ。
感謝!!
<追伸>
キクチの現在の音楽活動名(本名ではありません)は、『菊池南里(きくちなんり)』といいます。興味のある方は、Mixiなどで検索してみてはいかがでしょうか。ピアノの個人レッスンなんかもやってるそうですよ。
これまでに頂いたコメント
1件コメントがあります
- 菊池南里さん
どもども!
菊池南里本体です[E:coldsweats01]
何だかエラくスゴく書かれてしまって…[E:wobbly]
ボロ出ないように偽装するのが大変だぁ〜
(…どうせすぐボロがボロボロ出るからイイっか?[E:impact]爆)
久々で楽しかった[E:notes]
『青春の影』の思い出…今でも鮮明に覚えています。
しかし、この写真があったとはねぇ〜若いっ!!(爆
『心の元気とポップピアノ』…時代のウツ気分をぶっ飛ばします。
音楽と精神医学のイイカゲン(=好い加減)なコラボレーション…
どうぞお気軽にお出かけ下され!!
(そのうちそのイベントで『青春の影』もジョイントするかな?)
おじゃましました。