人と人の出会いはぐるぐる回り、ランニングは立ち止まる
2011年8月16日 (火曜日)
昨日は月曜日だが、多くの会社は夏休み。築地市場もお休みで、いつもは朝から賑わっている築地交差点付近も人影がまばらだった。
今年は節電の関係もあり、一斉に夏休みをとる会社が多く、例年以上に、先週末から今週の半ばまではお休みの人たちが多いようだ。
そんなお休みのムードが漂うなか、昨日の夕方は、10年来(厳密には12年来かな)のお付き合いのお客様が来訪。いや、お客様というか、仲間というか、ライバルというか、お友達というか、ま、そのすべてが当てはまる人だ。名前を、タナさんという。
タナさんはその昔、リクルートで新卒採用を担当しており、その後、新卒採用をビジネスドメインとする会社の創業メンバーとなり、現在は、(数年前に東証一部に上場した)某ベンチャー企業の人事本部長を務めている。
夕方5時ころ築地のパフに来てくれたのだが、「お盆だし、暑いし、まだ明るいけど飲みに行っちゃおうか」ということで、近所の寿司屋のカウンターで一献傾けながら、近況報告をし合った。
いろんな話をしているうちに、あらためて発覚したのだが、僕とタナさんには、共通の知人が異様に多いことが分かった。そして、「もしこいつがいなければ、パフは設立されていなかったかも…」という、パフを立ち上げるきっかけとなった(間接的な)キーマンの新卒採用にも、タナさんが絡んでいたことも分かった。ちなみに、学生時代からとんでもなく変わりものだったという常見陽平さんの採用を強行(?)したのもタナさんだったという。
あらためて思うのだが、採用担当者というのは、人のその後の人生や出会いを大きく変えたり運命づけたりする超重要なキーマンなのだ。
それにしても人の縁というのはすごい。恐いくらいに、自分たちの知らないところで、ぐるぐるぐるぐると縁が円になって回っているものなのだ。
さて、ところで今朝のランニング。思わぬアクシデントが……。
左足首の関節を痛めてしまったのだ。日曜日くらいから痛みがあり気になってはいたのだが、走れないほどではなかった。ところが今朝は激痛で、走れなくなってしまった。500メートルほど走ったところ(勝どき2丁目の交差点付近)でギブアップしてしまった。
しょうがないので、勝どき2丁目の公園のベンチで腹筋だけして、とぼとぼ歩いて家まで帰った。
いま「のびのびサロンシップ」を貼ったところなのだが、どのくらいで治るのかな。痛みが引くまでは、早朝ランニングは休まねばなるまいな。うーん、残念。
本日は記録の代わりに、立ち止まった勝どき2丁目付近の写真を載せておくことにしよう。
実はこの写真に写っているマンション(1Fに東日本銀行が入っている)は、僕が27歳~30歳まで住んでいたマンションなのだ。結婚して3年は、ここに住んでいたんだよなあ。あたりの風景はすっかり変わってしまったのだが、このマンションは昔のままだ。懐かしい。
ところで本日は、職サークルのリレー講座「ニッポンの若者に会わせたい!一流の社会人」の第二回目。日本経済新聞社の長島さんが講師を務めてくださる。
考えてみたら長島さんとの出会いも縁だよなあ。長島さんが記者だった時代、パフの活動をよく新聞に取り上げていただいたものだ。就職と採用が抱える問題の本質を、見事にとらえた記事を書いてくださっていた。
学生諸君、ぜひ長島さんの話を聴きに来てほしい。経済記者の企業の見方、捉え方も話していただく予定だ。きっとこれからの企業を見極めるうえでの参考になると思うよ。
さて、そろそろいい時間だな。あ、きょうは歩きもノロノロだな。早めに出るとするかな。では行って来ます!