社長は小さなことでも知りたがり
2011年8月23日 (火曜日)
昨日、某大手企業(一部上場のBtoBメーカー)のU社長とサシで商談していた。
商談といっても、ほとんどは世間話。家族旅行の話題から始まり、日々のランニング(U社長はウォーキング)話や、ブログのネタをどうすればいいかや、上司・部下論、若者論などなど。約90分の時間のうち60分間は、そんな話をしていた。
このU社長とは20年ほど前からのお付き合い。当時、U社長は40代前半。人事課長として現場を切り盛りしていた。そんなわけで、20年経って社長となった今も、昔同様フランクな会話。まるで鈴木建設のスーさんと浜ちゃんみたいな感じだ。
そんななか、U社長から、ちょっとした愚痴が。
「あいつら俺にぜんぜん教えてくれないんだよなあ…。俺、そんなに壁を作ってるつもりないんだけどなあ。釘さん、どう思う?」
これは、社長に正式なレポートをあげることが義務付けられているわけではない現場の日々の仕事のことを、若手社員たちが気楽に話してくれないことを指して言っている。
現場の若手社員から見れば、社長というのは遠い存在なのかもしれない。あるいは、ヘタに日々のことを報告して意見されても面倒なので、必要のないことまでは、わざと報告しないのかもしれない。そもそも、「そんな小さなことを社長に報告する必要なんてない」と思っているのかもしれない。特に大企業ともなると、現場の社員はそう思いがちだ。
しかし、U社長いわく。
「廊下ですれ違った時とか、エレベータで一緒に乗り合わせた時とか、『そういえば例の件、いい感じで進んでますよ』くらいの軽い会話でいいんだけどなあ…」
ということなのである。
現場の社員にとって、社長は遠くて煙たい存在なのかもしれないが、社長は皆、現場のこと(正式な報告書に載らないような日々の些細なこと)を気にしているし、知りたがっているものなのだ。それはU社長のような大企業の社長であっても同じなんだよね。
ところで本日の早朝ランニング。雨上がりの月島~晴海~豊洲を走ってきた。3日ぶりなので気持ちよかったな。以下、記録である。
本日:走行距離4.87km、平均ペース6分32秒/km
月曜日:おやすみ(雨)
日曜日:おやすみ(雨)
土曜日:走行距離5.07km、平均ペース6分16秒/km
金曜日:走行距離4.91km、平均ペース6分49秒/km
木曜日:おやすみ(左足首痛)
水曜日:おやすみ(左足首痛)
火曜日:中断(左足首痛)
月曜日:走行距離5.14km、平均ペース7分01秒/km
本日は、夕方5時半から、第三回目のリレー講座。講師は、今年の3月までリクルートエージェントの社長を務め、現在はリクルートのアジア担当役員として香港に駐在している村井満さんだ。
村井さんは、(以前の日記でも書いたけど)28年前、僕がまだ大学4年生だったころ(でもリクルートで働いていたころ)の同僚だ。講座が終了したのちには、かつての同僚たちが集まって同窓会を開こうなんていう話にもなっている。
あ、そういえば僕は5年前、村井さんのことを、「素晴らしき100の出会い」というメルマガのコラムで、3話連続で書いたことがあった。
リンクしておくので、あとで読んでみよっと。 ⇒ http://shokugakkou.com/member/column/kugi05/Colkugi_046.html
さあ、ということで、今夕を楽しみにしながら行って来ます!