パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

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昨夜は、藤沢久美さんによる特別講師セミナー。対象は職サークル協賛企業人事担当者。「経営者が人事担当者に期待する真の役割」~1000人の社長インタビューから得た、経営者のホンネ~ というタイトルで、(懇親会も含めると)18時~21時の3時間たっぷりの開催だった。

講演では、藤沢さんならではの、企業経営者への取材から得られた興味深いお話がいくつも飛び出してきた。

参加した人事の皆さんは最初から最後まで、ずーっと藤沢さんのお話に引き込まれていた。

先日の学生向けの講演のときもそうだったのだが、藤沢久美さんのお話というのは、実に腹にストーンと落ちる話ばかりなのだ。

なぜだろう。

たぶん難しい言葉で固められた理屈ではなく、理想のあるべき論でもなく、すべて現場のリアルな話で構成されているからであろう。しかもそれは、すべて自らの目と耳と足とで集めてきた一次情報なのだ。

そしてなにより、藤沢久美さんのお人柄だ。優しさと強さと、謙虚さと確たる軸の太さとが、みごとにバランスされている。

以下、昨夜、参加された人事の皆さんからいただいた感想をアンケートから抜粋して載せておこう。

■面白い着眼点でのお話しを聞かせていただき、目が覚めた印象です。経営者に聞かせたい話です。
■「社長の想いを託す先は人事」という言葉でモチベーションがあがりました。 いきなりスゴいことができるわけではありませんが、何かから始められるきっかけにしたいと思います。
■途中でウルッときちゃいました!すごく色んなヒントがもらえた気がします。勝手に色んな意味で自己限定していたような気がします
■とてもよかったです。自分はまだまだ人を大切に信じられていないと反省し、先輩企業の色眼鏡をかけてない方々に目頭が熱くなりました。
■“意識が現実を決めている”という部分が、今の現実の自分とリンクして、とても考えさせられました。弊社の社長も社内を回って社員に声をかけることを多くしています。そこをうまく使って、人事担当者として、新入社員や若手社員に何かできることがないかと考えました。
■早く会社に戻って、とりあえず人事部内で共有しなければ!と思います。「変わらなければいけない、でも劇的でなくてよい」という言葉がすとんと身にしみました。
■いろんな経営者のお話しを聞くことができ、とても参考になりました。また、話を聞きながら自社との比較をしている自分がいました。このアンケートを書きながら、なんだか新鮮な気持ちでいます。
■具体的なエピソードが満載で中身の濃い時間でした。会社全体で始めるのは無理でもチームからはじめて、じわじわと影響の輪を広げていきます。
■伸びている会社、働きやすい会社には根底にあるものは似たようなものだと理解しました。そうした企業にしていくためにも人事の仕事の大変さを再認識しました。でも楽しそうですね。たいへんな仕事って。
■とても具体的で共感するお話しでした。私たち人事は、社長がかわっても社員を信じていくことが大切であり、可能性を常に見つけていく行動をしていきたいと思いました。

どうだろう。この感想を読むだけで、昨日の講演の内容がいかに人事の皆さんの心を動かしたかが、お分かりいただけるのではないだろうか。

(以下は、藤沢久美さんへ)

藤沢さん、学生向けの講演に続き、昨日は本当にありがとうございました。藤沢さんの引き出しの多さ、奥深さに僕も感心しきりでした。そしてまたも後悔。ツーショットの写真を撮りそこなってしまったのです。ぜひまた次の機会を設けさせてください。これからもよろしくお願いいたします!

 

さーて。本日は午後からまるまる第二クオーターのキックオフ会議である。社内には目にみえない問題が密かに、しかし着実に積み上がってきている。問題の芽が小さいうちに摘み取らなきゃな。

では、行って来ます!