多様な人たちと会って話をする
2012年9月13日 (木曜日)
会社の仕事というのは、様々な人との関わりがあって初めて成立する。
しかし、学生の業界研究や企業研究のスタイルを見ていると、そのことが理解できていない連中が多いように思う。
たとえばマスコミと広告代理店と総合商社を目指している学生がいたとする。
「僕が目指している業界ではありませんので、この方々と会って話をするのは時間の無駄です」と言って、BtoBメーカーや流通業の人たちの話を聞こうとしない、なんていう場面によく出くわす。
「おまえな、おまえが目指そうとしている会社の顧客って誰なんだよ?」
「え?」
「仕入先ってどこなんだよ?」
「は?」
「おまえが、『会って話をするのは無駄だ』って言ってるメーカーや流通業の人たちなんじゃないの?」
「特にマスコミの仕事なんていうのは、世の中のあらゆる物事に関心がないとやっていけないんじゃないの?」
「おまえ、そんなんじゃ、どこにも就職できないよ」
・・・実際に狭い了見の学生に会うたびに、僕が言う台詞だ。
昨日は僕自身、朝から夜まで、年齢も立場も所属も国籍も、実に多様な人たちと会って話をしていたので、ふとそんなことを思い出したのだった。
さて、本日のお昼も珍しい組み合わせのランチが予定されている。もちろん仕事がらみなのだが、実に楽しみ。
そしてインターンシッププログラムも3日目。昨日までのヒアリングをもとに提案書の作成が行なわれる。そして僕のダメ出しが夕方だ(すでに「ダメ」って決めつけるのは可哀そうかな、苦笑)。
正解はひとつではないのだから、思いっきりぶっとんだアイディアがインターン生から出てくることを期待したい。
では、いつもどおり梅ちゃんをみてから行って来ます!