ぬあんと『志望動機講座』を運営した日
2013年10月10日 (木曜日)
就職活動生をこれから苦しめることになる「エントリーシート」と「志望動機」。僕は廃止を唱えているものの一人なのだが、その僕がなんと『志望動機講座』の運営を依頼されてしまった。
どうしたものか。
しかし、考えようによっては、これはいい機会。
というのも、僕がいくら廃止を唱えたとしても、エントリーシート(を初期のスクリーニング手段として利用する企業)や志望動機(を初期段階で聴く企業)がなくなるわけではない。
とすれば、そのエントリーシートや志望動機の「正体」を明らかにし、正しい向き合い方を学ぶ、ということはあってもよい。
それを、いかがわしい就活コンサルタントがやるくらいなら、パフが引き受けたほうが世の中のため(?)だ。
ならばやってみるか、と思って引き受けた講座である。
昨日がその第一回目。
場所は大学内。母校の明治学院大学(横浜キャンパス)である。
職サークル協賛企業を中心とする5社の企業の皆さんにご協力いただいて、パネルディスカッション形式でこの講座を運営した。
5社のうち2社がエントリーシートを課しており志望動機も聴いていた。3社はエントリーシートも志望動機も初期段階では課していなかった。
ふむふむ、なるほど。
たっぷり2時間の講座。企業がなぜエントリーシートを書かせたり、志望動機を聴くのか。何を求めているのか。その背景や考え方がよく分かったのではないだろうか。
志望動機。ホントは選考初期段階では聴いてほしくないことであり、学生にも無理やり作り込んでほしくないものなのだが、現実問題として、逃げるわけにもいかない。
引き続き、パフ流の対策方法を真剣に考えてみたい。
さて、本日は朝から銀行との打ち合わせ。こちらの対策方法も真剣に考えないとね(笑)。
ではそろそろ行ってきます!
ベンチャーな昔の仲間たち
2013年10月9日 (水曜日)
いまから13年~9年前(西暦2000年~2004年くらい)にかけて仲良くしていた学生たちがいる。彼らは、学生向けのフリーペーパー(ベンチャー経営者へのインタビュー記事を集めたもの)を出版する任意団体(いまは立派な株式会社になっている)の中心スタッフだった。
アサイ君、クチキ君、オクヤマ君といったメンバーだ。
アサイ君とは大学に入学したばかりの1年生のころから。クチキ君とオクヤマ君とは大学2年生のころからの付き合いで、創業期のパフの仕事をよく手伝ってもらった。
最初のきっかけは、フリーペーパーに広告を出してほしい、という営業を受けたことだった。
僕はそのフリーペーパーには興味がなかったのだが、売り込んでくる(純情無垢で不器用で、真っ直ぐな情熱だけが売り物のような)彼らには魅力を感じていた。
「正直言って、俺はお前らのフリーペーパーには広告価値を感じない。でも、お前らにはすごく興味がある。だから、このフリーペーパーに広告を出す代わりに、うちの会社の仕事を手伝ってくれないか?」
そんなことを言った覚えがある(ひどい言い草だ、苦笑)。
以来彼らは、パフが当時運営していた『パフの就職応援ページ』の取材企画をボランティアで手伝ってくれた。撮影を担当してもらったり、テープ起こしを担当してもらったり。学生とは思えない、質が高く責任感のある仕事ぶりだった。
そんな彼らは現在では、超大手企業で勤務していたり(アサイ君)、お父さんが起業したハンバーガー&ステーキのチェーン店の二代目経営者になっていたり(クチキ君)、自ら起業して、いまや10億円近い売り上げを誇るITベンチャーの経営者になっていたり(オクヤマ君)。
昨夜は、その彼らと久々(クチキ君とは9年ぶりだったかな)に再会し、一献傾けた。アサイ君から「久々にあのころのメンバーで集まって飲みましょうよ」というお誘いがあったのだ。
いやあ、嬉しかったし楽しかったな。
やんちゃで頼りない学生だった彼らも、いまでは31歳。すごく立派になっていた。これから先がますます楽しみな世の中をけん引する社会人たちだ。
「また2~3年に1回くらいは集まって飲もうぜ!」
そう言って昨夜は別れたのだった。次の再会がまた楽しみなのだ。
さて、本日は現役の学生向けの講座が大学で実施される。10年後に活躍するであろう人材の卵たちのために頑張りましょう。
ではそろそろ行ってきます!
走らなければ痩せなければ
2013年10月8日 (火曜日)
うーん、なかなか走れない。今朝も走れなかった。睡眠を優先させた結果だ。
先週末の出張時、大分市内を走るつもりでランニングシューズやウェアーを持っていったのだが、やはり雨で走ることができなかった。
それだけではない。
体重が減らない。
腹囲の贅肉はあいかわらずだ。
腹筋は継続しているのだが、それ以上に宴席で飲むビールの威力は絶大なのだろう。
いびがわマラソンまであと一か月。そろそろ焦ってきた。
ということで、生活習慣を見直すことにする。
●ちゃんと寝る。朝走るためには、キチンと睡眠をとる必要がある。23時半には床に就くことを目標にしよう。
●ビールは一杯まで。ついつい「もう一杯!」と言ってしまいがちなのだが、2杯目は麦焼酎の水割りに徹する。
●腹八分目。もう少し食べたい…という誘惑を撥ね退けるのだ。
●歩くときは手を大きく振る。これ、腹回りの贅肉をとるのになかなか効くらしい。
●そして平日2日は朝5km、休日は10km以上走る。基本ですな。
と、ここで宣言したことで、少しは実現できるかな(;^ω^)。
さて。本日はこれから埼玉県(東川口)に行かなければならない。そして午後は銀行回り。
夜は懐かしい連中との会食だけど飲み過ぎ食べすぎには気を付けるぞ。ビールは一杯まで…だ!
では、そろそろ行ってきます。
おんせん県おおいた!一件落着
2013年10月7日 (月曜日)
この週末は僕の地元、大分県の仕事を行なっていた。
この日記でも何回か書いてきた【大分しんけんいいで!おおいた企業をまるごと知る・学ぶ 県内企業魅力発見バスセミナー】の最終回を実施してきたのだ。
パフにとっても僕個人にとっても、行政の仕事を本格的に引き受けたのは初めてのこと。
(本音で言うと)行政の仕事って、あんまり興味がなかった(というか気乗りがしなかった)こともあり、いままでは積極的な営業活動をやったことがなかった。
それがなんでまた今回の仕事を受注したかいうと、やっぱりそれは「ご縁」というしかない。神様から「この仕事はちゃんと引き受けなさい!」と言われているような気がしたのだ。故郷への恩返しっていうことももちろんあるのだが、なんだかそれ以上の使命感のようなものがあったのだった。
とはいえ、東京にしか事務所がないパフが、この仕事をすべて引き受けることは難しい。東京の仕事だけでもパンパンな状態になっている社員を担当に付けるわけにもいかない。かといって、僕がひとりですべてを引き受けるには、あまりにも大規模な仕事だ。
そこで、実際の仕事の大半を手伝ってもらったのが「ふるさと就職応援ネットワーク」にも加盟しているパートナー企業の就職エージェント九州さん。大学や学生に向けての広報、事前セミナーの開催、バスの手配、その他こまごまとした実務の一切を引き受けてくださった。途中(特に動員では)苦戦する事もあったが、結果的には当初の期待を上回る結果を残すことができた。
そして、帝国データバンク大分支店調査課長のIさん。Iさんは10年前、同社の採用担当者を務めており、僕とは昵懇の間柄だった。これも偶然というか不思議な縁というか、はたまた神様の粋な計らいなのか。Iさんは人事を離れて現場に異動した後、大分支店に単身赴任していたのだった。これはもう巻き込まない手はない。ということで、今回の企画において重要な役割をお願いすることにしたのだった。
それから、やっぱりいちばんの功労者(という言い方は変かもしれないが)は、もともとの起案者でもある大分県職員のMさん。僕の行き届かないところをキメ細かくサポートしてくださった。本来は僕が動かなければならないところを、先回りして自ら率先して動いてくださった。こんなに謙虚で柔軟でフットワークが軽くて働き者の公務員を見たことがない。公務員のイメージがガラッと変わった。
6月の企画書作成から始まって丸4か月。長かったプロジェクトだが、これで終わりかと思うとちょっと寂しい。今回のプロジェクトが縁で親しくなった大分県の企業もたくさんある。「大分にも会社をつくってもらえませんか?」という(酒の場での冗談交じりの)オファーもある。
「地元へ帰ろう」というGMT(あまちゃん)の歌も話題になっていることだし、(会社をつくるかどうかは別として)地元大分の仕事・ビジネスを、近い将来生み出してみたいと思うのであった。
Mさん、そのときには手伝ってくださいね^^。
さて。将来の地元よりも急務で大事なのが、東京のいま。本日は第二クォーターのキックオフミーティングの日でもある。いろんな意味で巻き直さなきゃいけないこともたくさんある。九州男児の意地も見せなきゃね。
ではでは、実質的な第二クォーターの始まりの日。気合を込めて行ってきます!
11月14日はMSP再結成ライブの日
2013年10月4日 (金曜日)
「釘さん、11月にライブやるって聞きましたけど、いつ、どこで、何時からですか?チケットはどうやったら手に入るんですか?」
と、ごく一部のファンの皆様からの問い合わせが相次いでいた。
「そのうち日記で告知しますねー♪」と答えていたのだが、月末月初の慌ただしさで延び延びになっていた。
で、本日、ついに正式発表します!
MSP再結成ライブは、11月14日(木)の夜7時から。
場所は、四谷三丁目。
入場料は、軽食&ワンドリンク付で3,500円。
申し込みはこちらから受け付けます。
⇒ http://kokucheese.com/event/index/117582/
チケットはありませんので申し込みを済ませたうえで、3,500円を握りしめてきていただければそれでOKです。
先着順で70名が定員。早目に申し込んでくださいね。
ところで本日は、お昼の飛行機で大分県に飛ぶ。
この夏より大分県からの委託で実施してきた県内企業魅力発見バスセミナー『大分しんけんいいで!おおいた企業をまるごと知る・学ぶ』の最終回が、開催されるのだ。
土曜日の早朝、福岡県内の学生を博多駅前からバスに乗せて出発し、大分県内企業3社を訪問し、お昼は県庁の大会議室で、企業とのランチ交流会も開いたりする。今回は定員(35名)を大幅に上回る44名が参加するので、バス車中も熱気でムンムンだな、きっと。
台風23号の影響で、どうやら明日は雨のようだけど、なんとか有終の美を飾りたいものだ。
ではでは、出張の準備を大急ぎでして、行ってきます!
面接は企業にとっても悩みの種
2013年10月3日 (木曜日)
企業は2014年新卒採用者の内定式を終え、そろそろ2015年度の採用に向けての計画を固めつつあるころだ。
●ナビは使うのか使わないのか。使うとすればリクナビなのかマイナビなのか、もっとちがう個性的なメディア(職サークルとか!)なのか。
●採用ホームページはどうするのか。その他広報ツールはどうするのか。どんな訴求ポイント、採用メッセージにするのか。
●どんなイベントやセミナーに参加するのか。合同イベント、自社イベント、学内イベントなどなど。
●自社の会社説明会はどんな組み立てにするのか。
●選考プロセスはどのように組み立てるのか。内定後のフォロー施策はどのようにするのか。
●そもそも、どのような人材をどのくらい採用するのか。そのような人材は、いままでの広報手段で集まるのか。
●そして、そのような人材が集まったとして、本当に見極められるのか。
●そもそも当社は、そのような人材に魅力に感じてもらえる会社なのか。
ぱっと思いつくだけでも、こんなことを考えたり悩んだりしながら、各社の採用担当者は、採用の準備をこれから進めていく。
これらのなかで採用担当者の関心がもっとも高い、いや、もっとも悩みが深いのが、【そのような人材が集まったとして、本当に見極められるのか】ということ。
これは健全な悩みだと思う。逆に、このことに関心のない人、あるいは「うちはちゃんと見極められている」と思っている人は、採用担当者として失格だろう。
限られた時間と空間だけで人間を見抜くなんて至難の業。というか神業である。人間は変化する。劣化もすれば成長もする。多くの企業は長期雇用を前提として採用するわけだから、その変化も見越したうえでの見極めを行なわなければならない。
そして、多くの人たちは悲しいかな自分より遥か優秀な人間のことを評価できない(評価しようとしない)。また、異なった価値観の持ち主を受け入れようとしない。逆に、同質の人間のことを高く評価してしまいがちだ。
そのことをちゃんと理解している採用担当者は、よりよい(精度の高い)面接を常に目指している。どこまでいっても100%などないのだが、それを追求することこそが誠実な採用であり、学生と真摯に向き合うということだ。
と、なんだか珍しく真面目で小難しいことを書いてみたが、なんのことはない、ここから先は宣伝である(笑)。
こういった、精度の高い採用面接を行ないたいと思っている企業を対象に、パフ(マジックドラゴン)では新商品をこのたび開発&リリースした。
その名も、GoodAssessor(グッドアセッサー)。安直な名前だと言わないでほしい。名付け親は僕なので(苦笑)。
この商品、これからたくさんの企業に導入してもらいたい。そして年明け以降、本格化する面接の場面で使ってほしい。
専用のサイト( http://ga.magicdragon.co.jp/ )まで作ってしまった。
本日も、このGoodAssessorを紹介するためのセミナーが開催される。これだ⇒ http://www.puff.co.jp/seminars/20131003/
本日以降も継続的にセミナーは開催される。
みなさん、ぜひとも一度、足を運んでください。そして、専用サイト( http://ga.magicdragon.co.jp/ )をぜひ隅々までご覧ください。
さらに、もし専用サイトを見て「なるほどね」と思っていただけたら、サイト内の「いいね!」のボタンも押していただけると、とても嬉しかったりするのでした。
実は、パフ自身の採用は、他の企業より一足早く(建前だらけの倫理憲章や指針を嘲笑うかのように)始まっている。本日も数十名の学生と会う予定だ。
今夜紺屋の白袴とならないように、しっかりとパフに相応しい、僕なんかよりも数倍すぐれた人材を見極めていきたいと思う。
では、そろそろ行ってきます!
内定式に参加させてもらった日
2013年10月2日 (水曜日)
昨日は10月1日。多くの企業では、2014年4月入社に向けての内定式が開催されていた。街なかを歩いていると、久々にリクルートスーツに身を包んだ集団を多数見つけた。
僕も昨日は、とあるお客様の内定式に出席させていただいた。
都内某所の会場に到着すると、計40名の内定者たちが和気あいあいとした雰囲気で盛り上がっていた。
そして定刻になり、内定式が正式に始まると雰囲気は一変。
社長の(予定時間を大幅に上回る)熱い講話を聴いて、内定者たちは「おおっ」と、いい意味で圧倒されたのではないだろうか。
その後、人事担当者から(入社までの)宿題が提示された。なかなか簡単ではない宿題。「いよいよ、来年からこの会社の社員になるんだ」という自覚と責任が、ぐっと湧き上がってきたのではないだろか。
ところで、なぜ僕がこの会社の内定式に出席していたのかというと、式のプログラムのいちばん最後のところで講演をお願いされていたからなのだ。15年来、就活中の学生向けに開催してきた「うまれよ塾」の講義を、内定者向けにアレンジした内容。一時間ほど、社会に出て働く意味や意義を、あらためて内定者たちに考えてもらった。もちろん最後には「うまれよ」のメッセージもプレゼントさせてもらった。
で、本番はここから。
宴会場に場所を移動しての懇親会。実に賑やかな懇親会だった。内定者たちの緊張も解け、みんな思い思いに同期との懇親を楽しんでいたようだ。
途中で(趣向を凝らした)ビンゴゲームが行われたのだが、なんと僕が2位をゲットしてしまい、豪華(?)景品をせしめてしまったり。いま考えれば辞退すべきだったかな(笑)。
それにしてもいい内定式だった。社会人になるという意味を、いまいちど理解することができただろうし、厳しさも楽しさもやりがいも使命感も感じることができたんじゃないかと思う。なにより、4月からともに戦う仲間たちが一堂に会せたことが、いちばんの収穫だろう。
ところで、全プログラムが終了したあと、僕と人事のみなさんとで打ち上げをやろうということになり、なぜか新富町の「のろ」に繰り出した。記念に店の前で撮った写真をアップしておこう。
※わざと逆光にして、どこの誰だか分からないようにしています。胸に手をあてているのは、カッコつけているわけではなく、単に社章を隠しているだけですね(笑)。
さて、本日は台風接近中。雨脚も強くなってきた。昨日じゃなくて良かった。
では、雨に濡れながら行ってきます!